アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

モノやお金への執着は損!

アドラー心理学サロンです。

自分のやりたいこと、興味のあることを始めようとしても、リスクを考えて尻込みしてしまう方は多いのではないでしょうか?

この記事では、新しいことを始めるのにあたり障壁となる「リスク」という心理的ブロックを如何に克服し、新しく自分を変える方法についてアドラー心理学や事例を混じえてご紹介します。

モノやお金に対する執着が強いと、新しい仕事を始めたり、新しいものを買ったり、新しい考え方を受け入れることができなくなってしまいます。

新しい服を買いたい!けど家に来てない服が大量にあってこの服もすぐに着なくなるかもしれないし、クローゼットがいっぱいなんだよね・・・お!この本面白そうだな!欲しいけど家に本が沢山あってどれも読み終えてなかったり、しっかりと理解してない本もあるんだよな、本棚も溢れかえっているし・・・といった感じられた方は少なくないでしょう。

モノやお金への執着が強すぎると、新しい知識やモノを得る時の障害になってしまうことがあるのです。

要らないモノや使わないモノは、バッサリと捨てるなり売ってしまいましょう。

常に必要な量は揃っているという状態が理想的ですので、自分が必要なモノやお金の分量を把握して、その量を維持しつつ新しいモノを手に入れたら一定期間を空けてからでも良いので古いモノと入れ替えることが必要になります。

しかし、中々今まで持っていたモノが不要になっても、もったいないと感じたり買ったばかりでまだ使えるからといった理由で捨てられない方が多いのではないでしょうか。

この原因は、サンクコストであると言えます。

経済学の用語ですが「サンクコスト」と言い、今までかけたお金や労力のことです。

このサンクコストが気になり、利益が見込めない活動や事業を中止できない状態となっています。

サンクコストに限らず、根源的に人間は、将来的な利益よりも現在持っているお金やモノ、状況などに対する損失を恐れる性質を持っています。

こうした現状維持を求める保守的な態度だと、「こう在りたい」、「こうしたい」という姿になることは困難となります。

今持っている10万円を投資すれば90%の確率で15万になるといった投資話が来てもほとんどの方は投資するよりは今持っている10万円を維持することを考えます。

今よりも成長をしたい、今の状況から抜け出したいと考えるのであれば、いま持っているモノや現状の状況からの延長線上に見える未来を手放す勇気が必要となります。

アドラー心理学では、自分を変えることができないことは、勇気が足りないことと同じであると主張しております。

対人関係で学校や職場の中で傷付き、引きこもっている方は、対人関係の中で傷付きたくないという目的を持ち自宅に引きこもっております。

もちろん、過去の傷付けられた経験からの影響は関係しますが、その経験が原因となって引きこもっているということにはならないのです。

つまり、過去の影響に対する意味付けの変更などの対処は必要となりますが、簡単に言うと引きこもりの方は対人関係の中で上手くやっていけるようになるという目的を持ち、現状を捨てる勇気を持つことで引きこもりを克服できるかもしれません。

今までの自分が得てきた何らかの利益、今持っているモノやお金、考え方などは全てまたは一部を失う可能性があるというリスクを受容して、1人でも多くの方が自分の定めた「目的」に向けて一歩踏み出して行けるようになれれば大変幸甚です。