アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

人を叩くことは、自傷行為です。

アドラー心理学サロンです。


アドラー心理学の大きな特徴として、劣等感をどう克服するのかという考え方があります。

 

アドラー心理学サロンのブログでも、アドラーの代表的な考え方の一つでもある為、他の記事でもアドラー心理学観点からの劣等感について言及してきました。

 

今回は、アドラーが提唱する劣等感の取り扱いの中でも不健全と言われる劣等感をごまかす手口である、他人の陰口と悪口を言ったり、暴言を吐いたりして他人を叩いて扱き下ろす心理についてアドラー心理学の観点から解説していきます。


アドラーは、「人間であるということは、劣等感を持つことだ」という言葉をこのしております。

 

人間は生まれながらに現状よりも向上しようという「優越性の追求」という欲求を持っているとし、この欲求を満たすために活動をしていると考えます。


健全な「優越性の追求」では、自ら目標を立ててその達成に向けてひたすら努力をしていきますが、全員がこうして健全に努力する訳では無いのです。

目次

 
価値低減傾向


価値低減携行とは、相手を落とし、自分は何の努力もせずに相手に勝ったと思い込んで自分の価値を見出そうとする卑劣な手段のことをいいます。

 

相手の陰口や悪口を言ったり、暴言を吐いたり、秘密を暴露したり、あることないこと低俗な噂をすることで、非常に簡単な方法で劣等感を穴埋めできます。

 

本記事のタイトルにある「人を叩くことは、自傷行為です。」にもある通り、他人を傷付けて自分の価値を上げようとする行為は、一時的な快楽であり、傷を余計に深めるリストカットなどと変わらない自傷行為です。


こうした卑劣な行為を行ってしまう傾向は神経症的とも言われております。

 

神経症とは、精神疾患という程の症状ではないものの、日常的に何らかの支障や生きにくさを感じて苦しんでいる症状です。


この症状は悪化してしまうと、精神疾患に発展したり、犯罪行為といった反社会的活動に結びついてしまう可能性があります。


こうした「価値低減傾向」があると思われるのであれば、健全な努力をする勇気を持ち、健全に自分の定めた目標を追求しましょう。

 

対人関係は「競争」ではなく、上下関係で捉える必要はありません。

 

もちろん年長者への敬意やマナーは大切ですが、相手が自分より「上」か「下」かで捉える必要はありません。

 

上下ではなく、「前」に進むという考え方を持ちましょう。

 

常に過去の自分と比較しながら、今の自分は前進できているのかを成長の物差しとして日々昨日の自分と競争していくのです。

 

こうして、「価値低減傾向」を乗り越えていくのです。


口だけの評論家気取り


あなたの周りにも、何名かは他人や社会のあら探しをしては欠点を痛烈に批判しているような人間がいるはずです。

 

こうして大した専門知識や知見がある訳でも無く、他人を批判して自分の価値を上げようとする「自称評論家」には注意が必要です。


中には鋭い眼力と洞察力で、欠点を的確に見つけ出し、批判して断罪する人もいます。

 

自分は大した行動も取らずに周囲への貢献をしている訳でも無く、何かを攻撃して自分を正当化しようとするこの行為も、自傷行為です。

 

周囲の人たちへどうしようもない情報を撒き散らして、誤解と混乱を生じされるだけで何の価値も生み出さない人たちであり、一切尊敬されることはありません。


もしあなたにこの傾向があるのなら、問題点があると指摘するくらいなら問題を解決するためにどんなことでもあなたにできることを行動に移しましょう。


孤独と自己陶酔


いつも1人でいて孤立している人がいます。

 

こうした人は、「自分は他者と違い、特別高貴な存在だ」と主張している可能性があります。

 

感情を表に出さず、無表情でいる人も似た傾向があります。

 

感情を隠すことで、「特別感」や「気高さ」を保とうとしている可能性があります。

 

こうした傾向をアドラーは、「孤独と自己陶酔」と表現しました。


孤立する人間の理由の一つは対人関係の中で傷付きたくないという目的が考えられます。

 

人の輪に入るということは、その中で傷付けたり、傷付けられたりすることもありますが、お互いに高め合ったり何かを成し遂げる喜びなどもあります。

 

自分がただ「傷付きたくない」という目的で人の輪を避けているのであれば、勇気を持って飛び込んでみましょう。

 

距離感をある程度保つようにしたり、課題の分離承認欲求を否定することは、人の輪に入る場合には効果的な方法です。

 

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他人が自分をどう判断するのかは他人の課題であって自分はその判断には介入することはできない、また他人からの評価では無く、自分の価値基準で生きるという考え方ができれば過度に傷付くことは避けられるでしょう。

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