アドラー心理学サロンです。
メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。
個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。
※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。
Q1. ご相談
年齢、20代半ば
性別、女性
職業、芸術系
今後どうありたいのか、人のことを気にせず、自分らしく生きて生きたい
相談内容
1年半ほど、前に起こったSNSでの人間関係トラブルをいまだに引きずっており、夢を追う気力もそちら引きずっている方に引っ張られ、進めない状態になってしまっております。
私は絵を描く人間で、SNSでもそういった人たちとつながっています。
ある日、大好きな創作さん(以下A)と出会い、その人の創作キャラのファンアートを沢山するようになったので、タイムラインをそれで埋め尽くさないようにとアカウントを作りました。
同時期、同じくらい仲良くなっていたBの創作キャラも描いていましたが、頻度はAのキャラほどではなく、アカウント作るほどでもなかったんです。
しかし、そのA専用に作ったアカウントをBにブロックされました。
私は「何かしてしまったのか?」と彼女に直接聞きに行きました。
Bには「何でもない、放っておいてくれ」と言われ、話す余地などくれませんでした。通話で話そうとしても拒否されてしまいました。
その後、Bが私をフォローしない、別のアカウントを作っていて、私はカチンときてしまって、「そんなに私が嫌なら全垢ブロックすればいいじゃん」と言ってしまいました。
その時に、Bから「Aのことが恋愛感情で好きだから近づかないで」と言われ、全アカウントブロックされました。私はショックでした。同性愛にショックだったわけではなく、ちゃんと腹を割って話してくれなかったことにショックを受けていたんだと思います。
Aにも名前を伏せて「どうしたらいい?」と聞きました。すぐBのことだとバレました。彼女は2年ほど前にも何度も同じことをしていたようです。
AはBの告白を断り、またやったら絶交するとまで約束をしていたらしいです。
一ヵ月、そのことについてのことばかり考えました。 悩みすぎて胃が痛くなって、こちらからも全アカウントブロックしました。数日後、こちらからブロックされていることに気づいたBは、完全に被害者ヅラしてツイートで悲劇のヒロインをしていました。
私は謝る気すらないその態度に憤怒して、それ以降ブロックは解除していません。
私はAとは今後とも仲良くしていきたいです。
隠し事をされていたことから、Aに不信感があり、疑心暗鬼になりながらも仲良くしようとしていました。
それでも不安が募り、そうやって考えている自分が罪深く、何度も謝っては「いきなりなんで謝るの、何か悪い事した気分になる」と怒られていました。
Aに先日本音を打ち明け、そんなことにはならないと、思えたので大丈夫でしたが、そこの不安が解消されると同時に、私がAにとても固執して何も前に進めていないこと、すべてを許されて好きなAと一緒に住んで幸せそうにしているBのことが死ぬほど許せなくなりました。
Bは、私が仲良くしている人とも仲良くしようとして、どんどん私の立場がなくなっていっているような不安になり、昨晩、交流目的としたツイッターアカウントをすべて削除しました。
AやBと出会う前の精神状態に戻るにはどうしたらいいんでしょうか。
現状がとてもつらいです。
アドバイスを何か頂けると助かります。
どうぞよろしくお願いします。
A. 回答
アドラー心理学サロンです。
お辛いご経験でしたね…
AさんとBさんに出会う前と全く同じ精神状態に戻ることは困難ですが、SNSでの人間関係の捉え方とこの出来事に関する意味付けを変えることで良好な精神状態になることができます。
まず、SNS上での人間関係についてですが、基本的にはリアルでの人間関係よりも浅く広い関係性となり、ゆえに多種多様な使い方をする方がいます。
あなたはリアルと変わらないくらい大切な関係として扱っていたにも関わらずお相手はネット上での適度な関係という捉え方だったのかもしれません。
簡単に関係を切ることもできますし、リアルと違って相手との物理的な関係が無い分、後腐れが無いから言いたい放題やりたい放題できると考えていた可能性もありますし、そうした方は沢山いらっしゃいます。
逆に、あなたも同様に捉えてしまうのか如何でしょうか?
言いたい放題、やりたい放題して良いと考えるのはよろしくありませんが、浅い関係でしか無いのだと割り切ってしまいましょう。
アドラー心理学ではキリスト教の「隣人愛」の考え方に近い他者を愛する考え方が提唱されており、世間一般でも他人を無下に扱うことは良しとされておりません。
しかし、近代になってから社会も変容し、人との距離はどんどん離れており、インターネットはもちろんリアルでさえ不特定多数の人間と広く浅くお付き合いすることが増えている時代なのです。
「嫌われたら相手を否定するまでもなく、さっと関係を切るように今後をしよう」などと考え、SNS上の人間関係は深めるのに時間がかかり、基本的には打ち解けることはできない関係性だと割り切ってしまう考え方を身につけるのが良いと思われます。
この出来事に対しての意味付けの変え方に関しましては、答えはご自身で見つける必要があります。
他人が誰を好きになるか、どう考えてどんな行動をするのかは他人の課題であり、それを変えるように働きかけることはできますが、最終的に決定するのは他人の課題であると割り切ることも大切になります。
今回の件を、他人と自分を明確に区別するきっかけとなる出来事であったと捉えるのも一つです。
自分らしく、人のことを気にしないで生きていくにはアドラー心理学の代表的な考え方である「課題の分離」それから「承認欲求の否定」がキーとなります。
下記の記事をご参照ください。
Q1. ご相談
・18歳・男
・大学 1年生 春に上京。
・人間関係について。
・長文失礼します。昨日、ツイートを見させていただいたのですが 人間関係を広く深くつくると幸福度が高くなると仰ってました。人はだいたい2:6:2の関係で好き、ふつう、嫌いがあるとアドラー心理学の本に書いてありました。要するにその、好きな方の2の人を見つけていくということでしょうか。もしくは、後の6:2の人とも仲良くならなくてはいけないのでしょうか。 返信をいただければ幸いです。
ホンマでっかTVで特集されてたのですが、広く浅い関係の方が人は幸せになると言ってました。その内容の1部をいわせていただくと、深くなるとハグだったりその他諸々ができなるからとのことです。アドラー心理学からすると矛盾なことだと思うのでその点に関して説明をしていただけると幸いです。
A. 回答
アドラー心理学サロンです。
後の6:2の人とも仲良くなるかどうかはあなたで決めて良いと思いますよ。
人との深い関係によって人は幸福を感じますが、深さも人それぞれです。
その特集の意図も同じで、人とのある程度深い関係があった方が幸福になれるということだと思われます。
ハグなどその他諸々ができなくなる理由がよく分かりませんが、特定の人間とだけ深く関わり過ぎるのも幸福になる弊害になることがあると言及しているのかと。
特定の人間と深過ぎる関係を持ってしまうと、その他の人間関係を蔑ろにしてしまう可能性が高まり、その特定の人たちとの関係が「依存関係」となってしまい、お互いに束縛しあった不自由な状態になりかねないからかと。