アドラー心理学サロン

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【上司の指示や注意がキツい:職場問題:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。

 

メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

年齢:40代

性別:男性

職業:フリーランスデザイナー、コンビニバイト

今後どうありたいか:情緒を安定させたい


ご相談内容:

コンビニでアルバイトをしています。店長は若い女性で基本的に良い方なのですが、指示や注意の言葉がキツいです。

 

この職場にはまだ入って日がただず、わからないことも多いのですが、自分の最善を尽くして行動しています。しかし、良かれと思って行動したことに対して、店長は頭ごなしにキツい言葉で注意指示してきます。冷静に反論するのですが、モヤモヤがとれません。

 

こういった状況の場合、どのように考え、行動すればよいのかをご教示ください。

よろしくお願いいたします。


問題だと思う点:感情が高ぶる。うまく言い返せない自分にストレスが溜まり自己嫌悪に陥る。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


職場の上司や先輩といった、指示を出す方との関係性は難しいですよね…


職場でのお悩みで、頻繁にご相談をお受けしてます。


頭ごなしにキツイ言葉で注意をされて納得がいかず、言い返せないとのことですが、言い返そうとするのは単なる口喧嘩の始まりです。


自分の指示や注意を不満そうに聞いているあなたに対して、余計に敵意を持って接してきている可能性も考えられます。


冷静に反論するのではなく、注意や指示の仕方をもう少し柔らかくして頂けませんか?というように、話し合いをしてみるのは如何でしょう?


お相手は若い女性とのことで、基本的に女性は感覚的でいて、直感的なところも多々あります。


そんな時には、あなたも「反論してやろう!」、「あなたの態度や言葉が気に入らない」という態度は一切出さずに、「友好的にお仕事をしていきたいからあなたとしっかりと話し合いたいです。」と言葉にも態度にも表して話し合えば、そのキツい指示や注意は収まるかもしれません。


あなたの目的が、いつの間にか「反論して相手のキツい物言いでの指示や注意を正してやりたい!」という正義感のようなものにすり替わってしまっているのかもしれません。


あなたの正義の反対は、悪ではなく他人の正義であることはよくあります。


世の中、根っからの悪人なんてほとんど存在せず、それぞれの正義を持っています。


そんな正義と正義のぶつかり合いの結末は、関係の破綻、この場合にはどちらかの退職などといったことにもなりかねません。


こうしたぶつかり合いを、アドラー心理学では「権力争い」という言い方をします。


「権力争い」の先には、復讐心が芽生えてしまい、勝ち負けなんて綺麗な終わり方はせずにシコリだけが残ります。


アドラー心理学の代表的な考え方の一つに、「課題の分離」があります。


こちらのアドラーの考え方を応用すると、相手が何を正しいとするのかは、その人の課題であり、あなたには介入できません。


その店長とに対して、「あなたの言い分も分かります」と相手のことを認めた上で話し合いをしてみましょう。


どうしても、その店長があなたに対して敵意を剥き出しにして収まりがつかないのなら、話し合っても難しいのでその上の上司や周囲の方に相談してみましょう。


それでもどうにもならなければ、見切りをつけるべき時もあります。


納得がいかないかもしれませんが、一先ずは「気分を悪くさせるような態度を取ってしまい申し訳ありません」と一言謝り、「今後のことで話し合いたいのですが、お話しさせていただけますか?」と切り出して、あなたがそのキツい指示や注意について、どう思っているのか、自分なりには最善を尽くしているが、何が足りないのか?と話し合いをして、お互いの折り合い地点を模索してみましょう。


上司や先輩といった、職場での人間関係の諸問題に限らず、世の中の全ての人間関係においてこうした対応は効果的です。


【ご相談者様からのご返信】

アドラー心理学サロン 様


ご返信ありがとうごいました。


先日、本部の社員の方に「店長の伝え方がキツい」「自分は最善を尽くしているし、喧嘩したいわけではない」「もう少し柔和な言い方はできないのか」と店長伝えて貰えることができました。


アドバイスはとても納得のいくものでしたので、この考え方を身につけていこうと思います。


ありがとうございました。