アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

【直接言わず、陰で悪口言う人って何考えてるの?:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

年齢: 10代

・性別 :女性

・職業:パートアルバイト

・今後どうありたいのか

→どうありたいよりどういう思考内で攻撃してくるかを心理的に知りたいです。

 

・ご相談内容

→はじめまして、偽名ですがハルヤです。ツイッターの相談コーナーからアドレスを見てご相談させて頂きたいと思ってメールを送らせて頂きました。


実はここ最近特に何もなく過ごしてきたんですが、ある特定の人に影から攻撃を受けます。


事情がありいまアルバイトしてる所を辞めるんですが、その気を及んで裏方の方で私の事を上の人に私の仕事ぶりは辞めるっていう理由で怠けてるという悪意の感じる事を言っていると周りから聞きました。


周り以外にも上の方に直接話しを聞いています。会社自体も狭いもので人数がかなり少なく、大体はどの方が私にそういう事言うのも把握はしています。


以前にわたしの事を色々悪く言っている事がありましたので、ある特定の人っていうのがわかります。


それをなぜ周りに言い、わたしの本人に言わないのか納得いきません。わざわざ上の方に言い、周りに言い、そして周りの人や上の方に言われてもそれで納得いきません。


・問題だと思う点

問題だと思う点は何故わたし本人ではなく周りに言い私に言わずでいるのかっていう事です。少なくとも自分の方が立場が上という態度しています。それなのに何故あえて周りを巻き込むような事を言うのかが問題です。


文が長く語ってしまい、申し訳ございません。どうしてなのかとアドロー先生の視点で教えて頂ければ幸いです。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


ご相談ありがとうございます。


陰で自分の悪口を言って攻撃されると不愉快ですよね…


何故、自分に直接言わずに陰で攻撃してくるのか、その心理について先ず回答します。


単刀直入に言いいますと、陰で人を叩く人は自分に自信が無くて、話し合いや表舞台で争ったら自分は負けると思っていることが多いです。


そもそも、人を叩く、つまりは他人を攻撃する心理には大抵、劣等感が背景にあります。


人を叩いて、自分よりその人を「下」だと無理矢理な認識をすることで、自分の相対的な価値を見出そうとする目的が背景にあります。


もちろん、中には人格的な障害やサイコパスのやうな気質の人もいるので例外はありますが、稀な存在です。


特にその人は、周りをどんどん巻き込んであなたの陰口を言っていることから、自分に自信が無くて味方を付けたいもしくは、周囲の人たちの関心を引いて自分の存在価値を上げようとしている可能性もありえますね。


ほとんどの陰口や悪口は、妬みや僻みです。

そうであれば、あなたはそれ程の価値がある人間であるとも言えます。


アドラー心理学の代表的な考え方に、「課題の分離」という考え方があります。


他人が自分をどう思うのかは、その人の課題であり、自分の課題では無いという考え方です。


あなたに出来るのは、誤解を解いたり、自分の良いところをアピールするくらいであり、本質的にその人の考え方を変えることはできないのです。


割り切って、誤解を解きながらも仕方ないと割り切って行く方が良いと思われます。


心理学者アドラーは、「人間であることは劣等感を持つことである」という言葉を残し、また「文明の発達は、人類の劣等感の克服の歴史である」という言葉も同時に残しております。


人間と劣等感は、どうにも切り離せないのです。


つまり、「自分は落ちこぼれだ」、「他人は自分に無いものを持っている」といった劣等感を如何に取り扱うのか次第で人間は大きく変わります。


その方は、自分の劣等感と向き合い、真っ直ぐにその劣等感を克服する為の努力(できない仕事を出来るように工夫する等が今回では考えられますね)を行う勇気が無い方という認識で間違い無いと思います。


人間、基本的にはそんなに根っからの悪人はいないので、分かり合えるよう努力することは必要ですが、何をしても、何を言っても、どうにもならない人間はいます。


自分が迷惑することを止めさせるように行動を取ることは、自分の身を守る為に必要ですが、そうした方とは徹底して距離を取ることもまた同じくらい大切です。


私の回答が、あなたのお悩み解決の一助となれましたら幸いです。