アドラー心理学サロンです。
多くの人たちは、やりたい仕事ができず、大抵がイヤイヤ今の仕事をこなしていつかはきっと希望の部署に回ってやりたい仕事ができるはず!と思いながら上司からの指示の元お仕事をされています。
また、経営者やフリーランスといった働き方をされている人でも似たような状況でやりたくもない下請けなどの仕事を仕方なく納得できないまましていることも多くいらっしゃいます。
世の中に溢れでる常套句のような仕事を楽しくする考え方はこうしたものではありませんか?
「どんな仕事でも楽しい!と思い込むことで、人には思い込み力があるので楽しめる」
または、、、
「どんな仕事にも、やりがいを見出すことを意識してみよう。単純作業であっても、どうしたらもっと効率が上がるのかを考えることでつまらない仕事にやりがいが見出せます」
上記のような仕事に対する認識の捉え方は、たしかに効果的ですし、それなりの効果はあると思います。
しかし、「こんな仕事いつまで続けなきゃならないの?流石にうんざりしてきたし、しばらくこんなこのさせられるのなら会社辞めたいよ…」と思われる方が多いのは事実だと思います。
そこで、今回はアドラー心理学をベースとして、今のつまらない仕事にやる気を起こさせる考え方をご紹介します。
恐らく、あなたのやりたいような仕事は、つまらない作業をさせられて鬱憤が溜まるくらいなのである程度の向上心があるのだと思いますので、花形と言われるような、華やかであったりする仕事がされたいのだと思われます。
そうしたお仕事は人気も高く、多くの方々にやりたがるので狭き門にもなりますし、優秀な人が集まってしまうので仕事内容としても高度になりがちです。
要するに、大きな仕事なのです。
大きな仕事ができるようになるには、小さな仕事ができるようになる必要があります。
これだけ聞くと、「簡単なこともできないのに難しい仕事なんてできっこないって言いたいんでしょ?ありがちですねー」と思うかもしれませんがそうではありません。
小さな仕事をこなす時に、ほんの少し工夫を、凝らすだけで、会社員であれ自営業の方であれ、大きな仕事を任せてもらえる機会に巡り会える確率をぐっと上げることができるのです。
小さな仕事を誰よりも速く、正確にこなすことも大切ですが、何よりも大切なのは、プラスアルファで仕事の依頼主が喜ぶことをしてあげることです。
仕事でも何でもそうですが、当たり前のことを速く正確にこなすだけでは誰にも感動を与えられず、誰もあなたを「できる人」とは思いません。
しかし、簡単な資料作成や調査依頼も、依頼主が喜びそうな情報を付け加えようとしたり、誰よりも丁寧で、分かりやすい注釈を加えたり、見やすいように配慮した付箋やファイルなどを活用した提出物を渡したりするだけで、ぐっと依頼主からのあなたに対する評価は上がります。
つまりは、相手の機体を超えるサービスを提供することが、相手に対して非常にインパクトのある印象を残すことができます。
仕事でも何でもそうだと前述しましたが、人間のできる量には限界があります。人間には睡眠や休息も必要となりますし、寿命だってあります。
何が差別化になるのかというとそれは提供するサービスの質なのです。
アドラー心理学では、自分の幸せを実現するには、他者に貢献して積極的に貢献感を得ようとしています。
アドラー心理学の他者貢献の考え方を取り入れて、しっかりと相手はどうしたら喜んでくれるかな?という視点を持って、より充実したサービスで依頼主を当初の期待値以上に感動させることができれば、あなたの自分のやりたい仕事という幸せを得られる可能性が広がります。
こうして、「今」、目の前にある小さな仕事に全力投球していくことを繰り返せば、大きな飛躍、発展につながっていくのです。
まさにこれも、アドラー心理学の「今を生きる」考え方ですね。
つまり、アドラー心理学が一見関係なさそうな記事ではありますが、アドラー心理学の考え方を学び、応用すれば仕事でもやりたいことができて、幸せになれるのです。