ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【依存が…】彼に依存して、自分が分からない:メールでのご相談事例

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


今回のお悩みは、恋人に依存してしまっており、そんな中、恋人からお付き合いを悩まれてしまっていてどうしていくべきか分からないとのご相談です。


アドラー心理学の観点から、どのように恋愛における依存心を克服していくべきなのか、どのように自分の人生を生きるべきなのかご案内させて頂きました。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れております。


皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


Q1. ご相談

TwitterでDM送らせていただきました。お答え下さりありがとうございます。

 

年齢 30代

性別 女

職業 パートタイマー

どうありたいか 平常心を取り戻したい


相談内容

今私には好きな人が居ます。付き合っていたのですが、私が重いと言って、付き合いを悩まれてしまっています。態度も変わってしまいました。

 

私は昔に戻り、より良く関係を築きたいとは思いますが、もうそれもどうなるのかわからない状態です。

 

そこで、相談なのですが、今その人からのLINEや行動が怖くてなりません。関係が終わりかけた時の恐怖感が心を支配してしまって、朝起きても動悸がして吐き気がします。

 

彼との関係はもはや後は彼次第なので仕方ないと頭では思うのですが、恐怖心が先立って自分が本当はどうしたいのか、どう考えてるのか、そもそも愛してるのかすら分からなくなりました。

 

彼の行動を見たら過剰に反応するのに、どうしても見てしまう自分が嫌なのです。距離を取りたい反面、全て失いそうで怖い自分もいます。


問題点 恐怖心と依存心。望み通りじゃない現実への拒絶心。


まとまりのない文章で申し訳ございません。よろしくお願いします。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


お付き合いしている自分の好きな人に、そうした態度を取られると不安になりますよね…


アドラーの課題の分離で考えれば、たしかにあなたとお付き合いを続ける、続けないは彼の課題なので彼の課題に介入して変えさせることはできません。


しかし、あなたから「私はあなたのことがまだ好きだから考え直して欲しい」などと伝えて、考え改めてもらうことを促すことは決して介入にはなりません。


ただ、依存してしまい、その彼に褒めてもらうこと、みとめてもらうことを目的として振る舞い、自分が分からなくなってしまっているのはあまり良い状態だとはアドラー心理学では考えません。


アドラーは、過度な承認欲求を持つことを激しく否定しており、承認欲求は他人から求められるように生きてしまう原因となるとしています。


あなたが彼からの反応に過剰に反応して、自分を彼の気にいるように変えてしまっているのであれば、あなたは自分の人生ではなく、彼の人生を生きていることになってしまいます。


恋愛感情が絡むと非常に複雑で、感情的になると恋愛の世界では「この人」しか見えなくなってしまいがちです。


実際にはいくらでも異性はおりますし、人の好みも千差万別です。好きな人に振り回されて自分を見失うような人生だと幸福にはなれません。


あなたが自分自身を幸せにできないと、誰も幸せにできません。恋愛や結婚では、相手に幸せにしてもらえるという期待感が強くなり過ぎてしまい、多くの人はこれを見落としてしまいますが、他人によって幸せになれることはありえないのです。


その点を前提にして、今後その彼との関係性をどうすべきなのかを考え直してみましょう。


それでも彼が好きならば、やり直したいことを伝えて話し合ってみることが必要となります。


望み通りではない現実への拒絶心に悩まされているとのことですが、そんなに心配する必要はありめせん。


というよりは、現実に満足することは何らかの目標がある限りは永遠に訪れないのです。この目標というのは大きいものでなくても、人には必ずあるものです。


アドラーは、人は劣等感から逃れられないという言葉を残しました。これはつまり、人は現状に満足することなく、今よりも良い状態を常に求めているという意味です。


こうした人が持つ向上心を、アドラーは「優越性の追求」と呼びました。つまりこの性質とどう付き合っていき、どう自分で現実を捉えるのかがポイントなのです。


恐らくですが、あなたの場合には承認欲求を軽減できれば、満たされない気持ちから逃れることができるのではないかと思われます。