アドラー心理学サロンです。
メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。
今回のご相談は、ご主人様に頼っては甘えてしまい、怒らせてばかりで離婚されてしまいそうで不安になってしまう。
どうすれば自分を変えられるのか知りたいとのお悩みです。
アドラー心理学の観点から、甘えてしまうことについて、どのように対処していくべきなのかご提案させて頂きました。
個人情報に関しましては、ぼかしを入れております。
皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。
Q1. ご相談
・性別
女性
・職業
主婦
・今後どうありたいのか
夫を怒らせたくない、夫に対して優しくしたい
夫を気遣えないことに悩んでいる。
夫や義理の親戚に気遣いができない。
特に産後からは、夫の些細な行動や言動に腹を立てては暴言を吐いてしまうようになった。
ママ友と話をしても、夫はとても優しいご主人様だと思うがどうしても不満ばかり感じてしまう。
親切にしてもらっても、赤の他人になら遠慮したり優しくすることができても夫や義理の親戚相手だと不満ばかりが募り、文句を言ってしまう。
優しくあろうとしてもつい、感謝の前に不満が出てきてしまう。
不満ばかり言うなと指摘されると、自分は、自分はという考えばかりで言い訳やこの世を去りたいなど逃げることばかり浮かんでしまいます。
少し前にかなり思うを怒らせてしまい、まだ怒っている状況にあり、そろそろ離婚されてしまいそうで不安を感じている。
A. 回答
アドラー心理学サロンです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、何だかんだで甘えてしまうこともありますよね。
あなたの要求は決して間違ってはいません。
ただ、人に親切にされても感謝も前に不満が来てしまうのは、依存心があるからなのかもしれませんね。
家族とはいえど、身近な他人ですので自分の求めるがままに動いてくれる存在ではないという割り切りがあれば落ち着けるかもしれません。
ご主人様があなたの言ったことをどう捉えるのかは、本人の課題ですのであなたにはどうにもなりません。
アドラーの課題の分離で考えるとかなりドライに聞こえるかもしれません。
しかし、最低限の不快な思いをさせないように配慮した話し方や心遣いは大切です。
当たり前のようなお話になってしまいますが、一度「あなたを怒らせたくないし、優しくありたいと思うんだけど、私のどんなところ直して欲しいと思ってる?」と明確な言葉で意思を伝えて話し合うことが必要になると思われます。
アドラーは、冷静な理性による話し合いをしないと人とは分かり合えないとしており、感情的に対処することを否定しております。
また、アドラーの課題の分離をさらに応用すると、他人の人生はその人の課題であり、どう振る舞うのかはその人の課題なのであなたには本質的には変えることはできないのです。
もちろん、変えてもらえるように要求することはできるのですが、自分の求めるがまま他人を変えること自体がそもそも不可能であるということを念頭に置いて他人と自分を区別して割り切る考え方が必要なのではないかと思われます。
アドラーは、何が与えられるのかでなく、与えられたものをどう扱うのか次第で世界の見え方は大きく変わると言っております。
つまり、このアドラーの言葉を参考にすると、自分ではどうにもならない過去や他人を変えようとしたり、「足りない」と考えずに「今、持っているもの」に着眼して、それをどう扱うのか、どう思うのかを変えてみればご主人様や義理のお母様への自分の中の扱いが大きく変わるかもしれません。
アドラーは、この世界には事実なんてそもそも存在すらしておらず、全ては主観で作り出されたものであり、客観性自体も主観の延長であると提唱しております。
つまり、あなた次第でどう捉えても良いのです。