アドラー心理学サロンです。
私たちの住むこの世界には、様々な誘惑があります。
「ダイエットしようとしているのに、コンビニのスイーツが我慢できない」
「勉強しようにもゲームがやりたくなってゲームをやってしまう」
「貯金したいが、欲しいものが沢山あってついムダ遣いしてしまう」
こんな誘惑に惑わされてしまい、自分の目標が達成できないことはありませんでしたか?
アドラー心理学は目的論のスタンスなので、「やりたいけど頑張れないのは、単にやりたくないということ」と、厳しい考え方をしています。
アドラーの考えでは、やりたいと言いつつ誘惑に負けて怠けてしまったりするのは、本当はそれをやることで大変な思いをしたくないという目的があるのだとしています。
しかし、アドラーのこの考え方だけ聞くとただ厳しいだけに聞こえてしまうと思いますので、一般的な心理学の法則で誘惑に負けないようにする工夫をご紹介します。
自分の目標を達成するには、その実現の弊害となる「誘惑」の正体を突き止めましょう。
自分がいつ、どんな時に誘惑に負けようになるのか、そのタイミングとその誘惑を記録しておきましょう。
その誘惑一つ一つがあなたに襲いかかって来た時に、どのように対処して打ち勝つか考えましょう。
つまり、心に支配されず、心を支配するのです。
言い換えれば、誘惑に支配されるのではなく、誘惑を支配する考え方です。
アドラーの考え方を応用すると、あなたの目的が体重を3kg落とすことだとします。
その為には、運動をしないで部屋でゆっくりする誘惑や、甘い物を食べてしまう誘惑があります。
本来の目的と、それらの誘惑を比較してみて、あなたにとってどちらが大切なのかしっかりと認識しましょう。
そうすれば、あなたの目標達成はもはや時間の問題となります。
誘惑に負けない技術を身に付けて、自制心と我慢を覚えれば、あなたの未来は明るくなります。