アドラー心理学サロンです。
日本語でも英語でも、何かをやり遂げること、つまりは継続することは大切だとする言葉「継続は力なり」はあります。
洋の東西、時代を超えて継続することこそが大切であり、やり抜く力である「グリッド力」は何物にも変えられない重要なスキルだったようですね。
そこで今回は、皆さんにこの継続してやり抜く力である「グリッド力の考え方について解説していきたいと思います。
アドラーの教えというよりは、今回は一般的な心理学の法則を中心のご紹介となります。
あなたは何か新しい習慣を始めようとした時、例えば英語を毎日1時間勉強するであったり、運動を週に3回行うなど、何かを始めようとして継続することができず挫折してしまった経験が一度や二度あるのではないでしょうか?
仮に一度挫折してしまっても、数日サボってしまっても、また継続すれば良いのです。
最初のうちは慣れていなかったり、結果がなかなか出ないことから飽きてしまったりと様々な障害があります。
ただ、とにかくまた再開する!という決断をすることができれば、また継続することができます。
そうして続けていくうちに、慣れてきて習慣化することもできますし、実力も付いてきて結果として自分の成長を実感することもできて楽しさも倍増していきます。
例えば、三日坊主という言葉は、飽きっぽい性格を表していて、何事も続かない飽きっぽい人をイメージさせておりネガティヴな印象があります。
私は飽きっぽいこと、三日坊主を悪いことだとは思わないのです!(笑)
三日坊主を継続するテクニックがあるからです!
ではこの三日坊主を継続するテクニックについてご紹介します。
三日坊主を継続するテクニック
前述の通り、三日坊主という言葉は良くないことを表す際に使われます。
果たして、本当に三日坊主は悪いことなのでしょうか?
三日坊主とは、何かを始めても、三日は続くが四日目で断念してしまう飽きっぽい、もしくは根気の無い性格を表します。
三日しか続かないのなら、それを逆手に三日続けて一日休み、また三日続けるを繰り返せばそれって継続ですよね?(笑)
これこそが継続を力とするテクニックです!
完全に諦めることが問題であり、何らかの方法で継続さえできれば必ず結果は出るものです。
結果が出なくても、やる気を継続するテクニック
なかなか思うように進められなくて、挫折してしまう方も大変多くいらっしゃいます。
そうした方にご認識頂きたいのが、スポーツが苦手、勉強が苦手、人と話すことが苦手など、何かしら苦手分野を人は持ちます。
それらは、「できない」のではなく、「やらない」の間違いではありませんか?
素養はあっても、時間をかけて継続すれば、大抵のことは人間、それなりにできるようになるものです。
継続することで、必ず成果は出ます。
努力は止めてしまえば、それ以上の成長はありません。
もちろん、人には適正がありますので、どこかで諦めるというより、「ここまでは自分にはできない」と見切りを付けるべき時もあります。
ただ、それは時間の無駄でも何でもなく、そこにあなたの求める答えは無かったということが分かっただけです。
その経験をもとに、あなたは自分の適正を判断する目を養うことができたのです。
成果が失敗であったとしても、また軌道修正して別の挑戦をすればいい。
そもそも、失敗なんてこの世界に存在しません。
あなたが勝手に失敗だと定義したから「失敗」になったのです。
アドラーは、この世界には誰から見ても共通な事実は存在しないと主張しました。
つまり、このアドラーの考えをベースに考えると、あなたの見ている世界は他人とは共有できないくらい独特なのです。
あなたの中で「失敗」の定義を再選択すれば良いだけなのです。
本当の意味での失敗なんて人生が終わってしまうことくらいです。