アドラー心理学サロンです。
今回はタイトル通り、嫌われることの利点について解説していきます。
嫌われることの利点を理解して、嫌われることは何の問題も無いことであり自分らしく生きることには嫌われることは避けて通れない道のりであることを解説していきます。
あなたはもちろん、世の中の大半の人たちは人から嫌われることを恐れて自分を押さえ付けてしまった経験が多かれ少なかれあると思われます。
もちろん、学校や職場においては、組織としての規律を保つ為にある程度は割り切ってまわりに合わせたりする必要はあります。
ただ、そうしているうちにあなたが自分を見失ってしまうのでは本末転倒です。
あなたの為の人生なのに、嫌われないようにと無難に振舞ってはみんなに合わせていくうちに、他人と自分の区別が付けられなくなってしまってはあなたは自分の人生を生きることができなくなってしまいます。
嫌われる勇気を持とう
どんなに人に嫌われないように、好かれるように頑張っても、アドラーの課題の分離で考えれば、好きになるのか嫌いになるのかはその相手の課題です。
そんなこと変えられない他人の好みを変えようとして、時間と労力を注ぐくらいならば、あなたを好きでいてくれる人を大切にしましょう。
どんなに分かり合おうとしても、あなたを傷付ける目的を持っていたりする人とは分かり合おうとしても分り合う前にあなたが消耗しきってしまいます。
そもそも、嫌われないように振舞ってできた仲間なんて、上辺だけの薄っぺらい関係です。
そんな関係、大切にする意味はありません。
短い人生、不毛な消耗は避けてあるがまま自分のことに集中しましょう。
嫌われないようにどんなに気を付けようと、あなたを嫌う人は嫌いますし、あなたが自分らしく振舞っても、あなたを好きでいてくれる人もいます。
自分らしく振舞うことは自分勝手とは一線を画す別物です。
マナーや他人への気遣いに気を付けながらも、嫌われてしまったのなら自分を責める必要はありません。
あなたに後ろめたさが無いのなら、嫌われてしまっても仕方ありません。
人間には、自分のできる範囲、認知できる範囲には限界があるのですから。
嫌われることは大した問題でもない
誰かに嫌われても、その人が余程の人でない限り、大して困ることは無い。
人間なのですから、合う合わないはあって当たり前です。
仮に、大した人に嫌われてしまったのなら、その場から離れればいいだけです。
嫌われたら、ただ距離を取ればいいだけですし、その場所が合わないなら、離れればいい。
他人に媚びて生きることありません。
嫌われてるくらいが、本来のあなたらしいですよ!
全員から好かれることも、嫌われることもありえない。
自分を出さず、無難に過ごせば平穏に過ごせます。
ただ、いつも自分が嫌われないか怯えているのは疲れるだけ。
むしろ、嫌われれば嫌われる程にあなたは幸せに向かっているとも言えます。
陰口や悪口を、言われれば言われるほど、あなたはあなたらしく生きていると判断できるバロメーターです。
嫌われてるってことは、あなたは他人の人生を送らずに自分の人生を生きている何よりの証でもあります。