アドラー心理学サロンです。
あなたはやろうと思っていても、なかなか行動に移せないなんてお悩みを抱えていたりしませんか?
アドラーは、人生はいつ終わるのかも、これから何が起こるのかも分からないものであり、計画的な人生を生きることなんてそもそもできないのだと言っております。
もちろん、こうしていきたい!と思って生きていればその方向に向かうことはできますが、必ずしもその通りに目的が実現できるとは限らないのです。
結果の心配なんてしても無駄であり、「今、この瞬間」に自分の向かいたい方向へ繋がるであろう選択肢を自分の手札から選択して、できることを全力でこなしながら失敗や成功を繰り返しては、手札や能力を身に付けて最終的なゴールに向かうしかないのです。
そのゴールはあなたが望むものであるかは保証はありませんが、それなりの結果は出せるはずです。
行動自体がそもそも取れず、結果を出せない人は努力する量をあらかじめ考えてスタートしがちです。つまり、どれだけのリスクなら冒せるのか、どれだけの犠牲を払うのか、すべてに上限を加えています。
努力に上限を設定している時点で限界が見えてしまいますし、何よりこうした考え方では行動していてもワクワクすることはありませんので、継続できないものだと思われます。
見た感じでは一生懸命に努力しているようでいて、これはできない、これは嫌だと様々な制約条件を付けては本題から逃れようとしてしまえば、自分の夢や希望は全て夢物語になってしまいます。
同じ地点で自分の目標が叶った妄想や、夢物語に浸っている間はとても心地の良いものではあります。
しかし、実際に自分の本題から逃れて物思いに耽っていても何も変わりませんし、思考の幅も深さも変わらずに何もアイデアも生まれません。
行動することで、自分の立ち位置が変われば見える世界も視点も変わり、より広くて深い思考ができるようになります。
同じ場所にいて似たようなものばかり見ては、同じようなことばかり考えていても、行動しないと次に取るべき行動は見えません。
こうして行動することでしか最善の選択はできないのです。
本当に考える能力のある人ほど、考えることはほどほどにして答えを得る為に行動します。
誰かの成功事例を真似ても、あなたが同じ結果を得られることはなく単なる劣化コピーで終わってしまいます。
劣化コピーでもある程度の結果になれればそれでも良いのかもしれませんが、それ以上は見込めません。
あなたの持っている知識も経験も、性格もその誰かとは全て異なっているのですから当然です。
あなたなりの価値を持つには、誰かの成功事例は骨組みとしての参考に留めて、自分なりのやり方を実践して自らの価値を高めていくしかありません。
あなたにしか見えない答えから、あなたの行動をより効果の高いものに変えていくことが結果を出す近道なのです。