アドラー心理学サロンです。
今回は、自己肯定感を持てずにやりたいことができない人に向けた、自己肯定感の育み方と自分の欠点を克服する方法について書きました。
本記事をキッカケとして、一人でも多くの方が本来の自分の人生を生きられるようになることを願います。
自分のあら探しをして"自己防衛"してはいけません。
そうやって自分の夢や目標が叶えられない理由探しをして現実逃避をしても、ただ満たされない思いを抱えて余計に辛い思いをするだけです。
やりたいこと、叶えたいことがあるにも関わらず、思い通りにならなかった時の絶望を恐れる気持ちは分かりますが、努力したことは必ずあなたに帰ってきます。
自分に価値があるのか無いのかは、作り上げられた幻想でしかありません。それ程に実績の無い人でも、自己肯定感を高く保って幸せに生きる人たちはいます。
あなたの価値を決めるのは、他の誰でもないあなた自身です。
あなたの考え方ひとつで、あなた自身の価値は決まります。
あなたが、自分には価値が無いと言えばありませんし、価値があると言えばあるのです。
そのどちらかは他人や世間が決めることではなく、あなたが決めてそれに合った人生を生きていくのです。
非常に残念なことですが、自分には価値なんて無いと言いたがるのは人間の性でもあり、常に自分のあら探しをしては自分を守ろうとしています。
「仕事でいつもミスしてばかり、いつまでたっても仕事ができるようにならない。自分は覚えの悪い人間で何をやってもダメな人間だ…」
アドラーの目的論で考えると厳しい見解ではありますが、一生懸命に努力しても報われない現実に向き合いたくないという目的を達成しようとして、自分はダメなのだと思い込もうとしていることになってしまいます。
何にせよ、自分の価値が高いのか低いのかは置いておいて、あなたの気持ちの持ちようを変える方がよっぽど簡単なのです。
気持ちを切り替えて自分には価値があり、どんなことでも努力すればできるはずなんだと自己肯定感を高めて、もし失敗してもそれはたまたまできなかったか、それは自分には向いていなかっただけなのだと開き直ってしまいましょう。
気持ちを新たにして、あなた自身の価値を認められる生き方を心がけましょう。
どんなことでも、あなたが気持ちを前向きに保ち、自己肯定感を持てれば前に進むことはできます。