あなたはこれまで「もうダメだ…」と絶望的な心境になり、悲しんた経験はございませんか?
実は「もうダメだ…」そう決めつけているのはあなた自身なのです。
本記事では、絶望感に襲われて、マイナス思考になってしまった時の対処法について解説します。
人生、何がどうなるのかなんて、良い方にも悪い方にも事前には分からないものです。
「もうダメだ…」と諦めかけた状況から人生は好転します。
人生は山あり谷ありで、時には崖っぷちに追いやられてしまうこともあり、絶望感を味わうこともあります。
「働いていた会社が倒産してしまった」
「信じていた人から裏切られた」
「必死に頑張ってきたのに失敗しそう」
こうした状況に苦しんだことはありませんか?
しかし、ここに盲点があります。
確かに追い詰められて辛い状況であることに変わりはありませんが、「もうダメだ…」と決め付けているのは誰でもないあなた自身なのです。
アドラーは、人はそれぞれの与えられたものから、自分の主観で住む世界を作り出しているとしています。
つまり、アドラーの考え方では客観的に他人と共通した世界に人は住むこともできず、自分の世界も他人の世界もお互いに共有し合うこともできないとしています。
このアドラーの考え方を基にしてあなたの心境を考察すると、あなた自身を絶望感的な心境にしてしまっているのは、他の誰でもないあなた自身であるということです。
落ち着いて乱れた心境を整理してみると、現在あなたが捉えているものとは全く違った側面が見えてくるかもしれません。
働いていた会社が倒産したのは、また新しく自分の本来やりたかった仕事に挑戦する絶好の機会なのかもしれません。
裏切られたのも、そんな裏切るような人との関係が1秒でも切れてあなたは単に自由になれただけなのかもしれません。
一生懸命頑張ってきたのにも関わらず失敗してしまったのは、方向転換のチャンスかもしれませんし、その努力で身に付けたことが別の方向で役立つかもしれません。
人の一生は、どんなに絶望的であれ、絶好調であれ、その時その時には何が良かったのか、何が悪かったのかなんて分かりません。
失敗だと思っていたものの、そこで身に付けた人脈な経験、スキルが役立ち、思いもよらない方向で成功することだってよくあるのです。
大切なのか、アドラーの言う通り過去も未来もない「今、この時」を真剣に、丁寧に前向きに生きていくことです。
あなたの手で、あなたの勝手な主観でわざわざあなた自身を絶望的な心境に追いやって苦しめることありません。
マイナス思考はどんなに些細なものでも、あなたの人生を悪い方向へ向かわせてしまうのです。