アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

人を思いやると、自分も落ち着く

相手を理解できれば、あなたの気持ちも静まります。


自分のしたことが相手から誤解されてしまうと、とても辛いですよね。


たとえば、こんなご経験はありませんか?


「相手を思いやり、親切にしてあげたにも関わらず誤解されてしまった」


「相手から誤解されて、攻撃的な言葉を投げかけらて腹ただしい」などなど。


こうした時には、なぜそのような誤解をするのかを冷静に観察してみると、相手の状況や心境が見えてきます。


そして、相手の状況や心境が見えてくると、乱れた心も穏やかになり相手の誤解を許しせる余裕が生まれることがあります。


たとえば仕事で、自分のミスを先輩に尻拭いをさせてしまっているとします。


あなたは誠心誠意謝りに行ったのですが、「何回言ったらわかるんだよ!、本当使えないなお前!」なんて罵声を浴びせられたとします。


あなたはこう考えるかもしれません、

「ちゃんと教えても無いくせに、何でそこまで言われないといけないんだよ!」と思うかもしれません。


状況次第ですけどね(笑)


あなたは悲しさや怒り、自分の状況や心理を誤解されたように感じもどかしくもなると思います。


しかし、先輩の心境を想像してみると、後輩にミスをさせた自分の不甲斐なさや、残業を強いられる精神的、肉体的なストレスからつい強く怒ってしまったのかもしれません。


そう考えると、先輩が気の毒に思えてきて「許せない」という思いが収まり、広い心で事態を受け止められるようになります。


相手の気持ちや状況を察することは、単なる相手への思い遣りなだけでなく、自分の気持ちを鎮めることができるのです。


これまではアドラーの観点から、他人が何をどう思おうがそれはその相手の課題であって自分の課題でないと、他人と自分の課題を分離して割り切りましょうとお伝えしてきました。


しかし、捉え方を変えてあなた自身がやりやすいようにしていくことは大切です。


アドラーの課題の分離は、決して他人と自分を区別するだけの冷たい考え方ではなく、アドラーの共同体感覚という他者貢献の考え方とセットでもあるのです。


他人がどうしたら喜んでくれるのかと他人への貢献をアドラーは推奨しており、積極的な貢献をしていくことが幸せに通じる道であるとしています。


相手からの承認を求めてしまうと、承認を満たすことが目的となってしまいますので、貢献感は自己満足でも問題ありません。


こうして相手への思い遣りや貢献を通して、あなたもお相手も幸せになりましょう!