アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

将来を予測しても、不安視することはない❗️

将来を予測しすぎると、不安にしかならない。


あなたは先のことを考えては、そのどうなるか分からない将来に不安になって心を乱されてしまった経験はありませんか?


今回は、分かるはずもない将来を想像しては不安になってしまうあなたに向けて、将来の考え方についてお話しさせて頂きたいと思います。


読むことはできませんが、将来のことをある程度ざっくりと予測しておくことは大切です。


事前に「将来的にはこうなっていたいな」、「こんなリスクが待ち受けているかもしれない」と考えておくことは、この先どんな方向性に進みたいのか、どんなリスクに備えておくべきなのかを予測することができるので、今自分が何をすべきなのかを考える最高の材料の一つです。


アドラーの将来に対する考え方は、先の将来のことは誰にも分からず、人は過去にも未来にも生きることなんてできないので、計画的な人生なんてありえないのだから「今、ここ」だけを真剣に、丁寧に生きていこうというものです。


このアドラーの今を生きる考え方にも、ある程度はどう生きていきたいのか将来図を予測しておかないと、思いもよらない事態が起きた時に取り乱してしまう危険性があります。


そうなると、冷静に今を生きれるほど心の平静は保てなくなってしまうかもしれません。


しかし、あまりにも細かく将来のことを予測しすぎると、かえってあなたの心を乱れさせてこの今に集中できなくなってしまいます。


たとえば、「最近疲れやすくて体調を崩しがち」という状況になっていたとします。


そんな時に、「この会社だと働かされ過ぎてこのままだと病気になってしまうかもしれない」、「もう少し落ち着いて働ける会社に転職しよう」と対策を取るのはとても良いことです。


しかし、ある人はこんな時に「最近体調悪いな、このままだと病気になってしまうかも…でも転職してもブラック企業かもしれないしこのまま重い病気になるのかも…」などといった具体に必要以上に心配しては不安になってしまうのです。


心配ごとなんて9割以上は起こらないとされており、不安なら心配に思うことをすべて紙に書き出して、後から見直してみましょう。


ほとんどが起こっていないことが分かるはずです。

 

アドラーとしては、将来の不安も過去の後悔もない「今、ここ」をひたすらに生きることが「点」を作り、将来へ向けてこの「点」がつながって「線」になっていくことこそが人生であるという考え方です。


将来のことを考えておくことは大切ですが、あまりにも細かかったり、悪い方にばかり考えてしまうのならむしろ今だけを見て生きる方が前に進めます。