アドラー心理学サロンです。
「後もう少しなんだけど、モチベーションが続かない」、「頑張りたいけどもう一踏ん張りできない」、「これから先もこんなに大変なことが続くと思うとやってられない」。
こんなふうに考えて、億劫になってしまうことはありませんか?あなたがもし今が辛くて苦しんでいるのなら、希望が見えなくて暗闇の底にいる気分に襲われてしまっているのかもしれません。
本記事では、そんな時にどう考えればあと少しのモチベーションを保つことができるのか、その暗闇から這い出ることができるのかをご紹介させて頂きます。
簡単に言えば、どんなに大変でもあと少し頑張れる考え方のことです。
あなたが今日、やりたくもない大変なことをやらざるをえなくなっているとします。
「何でこんなことしないといけないんだ…」なんて考えて鬱々とした気分でいるのかもしれませんね。
そんな時には、頑張る期間を自分の中で区切ってしまいましょう。
つまり、今日一日区切りで生きるということです。
どんなに大変でも、今日、何時間、何分、何秒は頑張ろうと決めれば、人は頑張れます。
どんなに大変でも、短く時間を区切ればモチベーションを維持することができます。
大変な状況にある人は永遠にこの苦しみが続き、今感じているストレスからは解放されることがないと思い込んでしまっています。
アドラーは、この世界は自分自身が与えた意味づけによって住み良い場所にも、生きづらい場所にも変わるとしています。
あなたは、永遠に頑張る必要なんてありません。頑張れる時に、頑張れる範囲で頑張れればそれでいいのです。
辛くて苦しいのなら、休んだっていいのです。どうにもならないくらいに辛いなら、止めてしまっても問題ありません。
後のことはどうにでもなりますし、すべてを放り出しても何の問題もありません。
そのくらいの思いを持ち、気持ちを楽にして、細かく時間を区切ってその時を大切にして生きることができれば、あなたのアウトプットのクオリティは劇的に上がります。
アドラーは、人生は「今、この時」の連続であるとしています。この考え方はアドラーだけではなく、仏教にも通じる考え方です。
あなたに限らず人は今しか生きられず、過去にも未来にも生きられません。
過去は変えられませんが、未来は「今、この時」をどう生きるのかでどうにでも変えられる。
ただひたすらに、今を生きましょう!