ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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嫌われても、好かれても一喜一憂する意味はない❗️

アドラー心理学サロンです。


これまで生きてきて、こんな風に考えられたことはありませんか?


「もしかして、嫌われちゃったかな?…」

 

「自分に振り向いてくれるかな?…」


こうして嫌われるのか、好かれるのかで一喜一憂しては落ち込んだり、喜んだりしたご経験は多くの方がお持ちだと思います。


恐らく今でも、こうして一喜一憂しては心を乱されることがあるのではないでしょうか?


本記事では、他人から嫌われているのか、好かれているのかと勘ぐっては苦しんでしまうあなたに、どう考えれば平静さを維持できるのかご紹介させて頂きます。


人間は感情の生き物であり、何があっても一切の反応をしなくなることはできません。


ただ、他人からどう思われるのかについては、過度に気にし過ぎてしまうと他人の顔色を窺うだけの、自分らしさの存在しない他人の人生を生きることになってしまいます。


心理学者アドラーは、「承認欲求の否定」を推奨しており、他人から認めてもらえるように生きることになり、自分の人生を生きることができなくなってしまうとしています。


つまり、結論としましては他人からどう思われようが、基本的には気にしないことが重要です。


他人があなたをどう思うのかは、アドラーの課題の分離で考えればあなたの課題ではなく、そのお相手の課題でしかありませんし、本質的には他人の課題に介入してそれを変えようとすることは、他人の生き方を変えようとしているようなものなのです。


なので、嫌われても、好かれても一喜一憂してはいけません。


みんなから好かれることも、みんなから嫌われることもありえません。みんなから嫌われようとする人はかなりの少数派だとは思いますが、みんなから好かれようとする人や波風を立てないようにする人は少なくありません。


人の行動には、必ず目的があります。


人によっては自分の劣等感を穴埋めする為に、他人を傷付けて自分の憂さ晴らしをする目的を持つ人間が一定数存在します。


関わるべきでない人だって存在しますし、自分を否定して、傷付けようとするような人たちとは距離を取る努力をする必要だってあります。


嫌な人や場所からは離れて、自分の好きな人たちと関わるようにしましょう。


後ろめたくも無く、一方的に嫌っては攻撃的に接してくる人にまで、あなたは好かれたいと思えますか?


無理に自分を押し殺してまで、付き合う価値のある人はいません。


何であなたが他人の好む生き方をしないといけないのです?