ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【絶対必読❗️】不幸なんて実体の無い幻想ですよ❗️

アドラー心理学サロンです。


皆さんも今まで一度くらいは、つらい時や悲しい時に自己憐憫に陥ったことがあるのでは無いでしょうか?


「自分は恵まれない境遇で可哀想なんだ…」


「何で自分ばかりこんな目に遭わないといけないんだ…」


「自分は周りの人達に人生を妨害されている…」


こんな風に考えては、自己嫌悪になったり生きる気力を失ったことはございませんか?


本記事では、つらくて悲しいことに遭遇した際に、どのように不幸を捉えて前を向く勇気を持つのかについて解説させて頂きました。


世の中、何も問題を抱えていない人なんて存在しません。


一見、明るくて何の悩みも無さそうな人であっても、頑張って明るく振舞っていることだって決して珍しいことではありません。


つらい時にこそ、人は本性を表します。


自分の憂さ晴らしをする為に、他人のあら探しをしてあること無いこと批判したり、自分は不幸で可哀想なんだ存在なのだから特別扱いをされるべきなんだと考えてはそれを態度に表したりします。


人には今よりも良い状態でありたいという「優越性の追求」という性質があるとアドラーは言います。


人間には劣等感が必ずあり、人は劣等感から逃れることはできないともアドラーは考えます。


しかし、劣等感を克服する前向きな努力をする勇気の無い人間が世の中には一定数存在します。


ここで、アドラーの言葉を紹介します。


「不幸自慢をする人は、それを武器として使っている限り、永遠に不幸を必要としてしまいます」


つまり、健全に努力して不幸から脱するのか、そのまま不幸を武器にして惨めで哀れな自分に注目を集めて優しくしてもらうのか、あなたの意思次第です。


よく不景気な時で社会不安が起きている時に、犯罪や外国人などのマイノリティへの差別が頻発するのは、自分の不幸を外側の責任にして自分は悪くないと、現実逃避を試みているからです。


こうした不健全な努力によって、他人を見下して自分を肯定しようとする努力を「安直な優越性の追求」とアドラーは呼びます。


あなたはこれまで、いじめや嫌がらせ、陰口や悪口を見たり聞いたりしたことはありませんか?


こうした行為も、この「安直な優越性の追求」なのです。


そうやって自分以外に不幸の原因を求めている限りにおいて、成長することなんてありえません。


何が与えられているのかではなく、与えられたものをどう活かすのかに焦点を当てましょう。


何でも外側に原因を求めず、自分の手で幸せをつかみ取る勇気を奮い立たせ、健全に努力するのです。


アドラーは次の言葉も残してしております。


今の自分が不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからかもしれません。


どんなにつらくて悲しいことに見舞われても、それを不幸とするのかは自分で選択することができます。


人生は様々な逆境との巡り合わせです。


幸せになる決心をして不幸とばかり捉えずに、常に自分の選択を未来に向けて建設的に保ちましょう。


それこそが、未来の幸福につながる道なのです。