アドラー心理学サロン

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【吃音症】どもりながら話して何が悪い❗️

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れております。


今回のご相談は、吃音症になってしまい、どうすればいいのか?とのお悩みです。


アドラーの観点から、吃音症との向かい合い方、人と話す時の緊張への対処方法をご提案させて頂きました。


あなたの悩みの解決に、本記事が少しでも役立つことができましたら望外の喜びです。


Q.ご相談

・年齢(年代でも可) 10代後半

・性別 女性

・職業 大学生

・今後どうありたいのか 

吃ることなく接客ができるようになりたいです。


・ご相談内容

私は一年前から吃音症になりました。しかし日常生活での影響はなく、バイトで接客をする時にだけ声が詰まって出なくなります。

どうしたらいいでしょうか。


・問題だと思う点

吃ることへの恐怖心から緊張して声が出なくなってしまうのだと思います。

もともと緊張しやすいことも原因だと思います。


A. 回答

人と話す時に吃るようになったとのことですが、話す時にどんな心境でいらっしゃいますか?


吃りながら話したら、「バカにされるかも…」、「人に笑われるかも…」という思いがあるのかと推測します。


人と話す時は誰でも緊張するものです。ましてや接客業などで赤の他人と話す時は、なおさら緊張してしまいますよね。


声が出なくなってしまうと、バイトでの接客の時はもちろんのこと、日常生活にも支障が出てしまうので辛いですよね…


吃音症で悩まれる方の多くは、一言でいうと他人からどう思われるのかが気になって、人と話す時に極端に緊張してしまわれます。


つまり、「人の目」を気にしなくなればいいのです。


人は、他人の目を完全に気にしなくなることは、なかなかできません。承認欲求を無くすこと自体はできないのです。


ただ、人の目を気にしてしまい、承認欲求が原因となって自分のことに支障が生じてしまうのはよろしくありません。


心理学者アドラーは、強く他人から「褒められたい」、「認められたい」という承認欲求を持ち過ぎてしまうと、自分のやりたいことができずに他人の人生を生きることになってしまうと警鐘を鳴らしました。


自分らしく、自分の人生を生きる為には、「他人からどう思われるのか?」よりも、「自分はどうありたいのか?」を優先する必要があるのです。


具体的にどうやって人の目を気にしないようにするのかは、少しずつ自分らしさを出しながらご自身で調整していく必要があります。


人の目を気にしないで生きる考え方についてご紹介しますと、「他人はあなたが思うほどにあなたのことなんて見ていない」ということです。


他人の欠点をやたらとあら探ししては、陰口や悪口を言ったり、単純に噂話が好きで他人をネタにばかりする人がいます。


こうした人の話が好きな人達も、本当にあなたに興味・関心を寄せているのかというと、そうではなく、自分自身にむしろ興味を持っているのです。


あら探しして陰口や悪口ばかり言う人は、劣等感を強く感じており、自分を高める努力をするよりも安易に他人を見下して、自分を慰めようとしているのです。


噂話が好きな人達も、同じように劣等感を感じており、自分に自信が持てない人達なのです。

つまり、自分と向かい合って、自分のことに集中できない状態になっているから他人の話をして相対的に自分の存在価値を確認しようとしているのです。


特に噂話が好きな人は、対象となる人に興味があるのではなく、「自分はこんなに面白いこと知ってるんだよ~」と他人をネタにして自分を引き立てようとしているだけなのです。


アドラーは、こうした不健全な方法によって劣等感を穴埋めしてしまう人は成長できないとしました。


自分の劣等感をごまかして生きていくことは、人生の損失です。


基本的に、よほど人が少なくて、小さなグループでなければ、あなたが何をやらかしても、すぐにみんな忘れていきます。


吃ることで、「バカにされたくない」という目的から、吃ってしまうのだと思います。


「馬鹿にされたくない」という目的よりも、「接客が上手くなりたい」、人との「会話を楽しみたい」という目的に切り替えてみてはいかがでしょうか?


曖昧でいて、思い付きの自己中心的な他人の意見に振り回されて、自分の思うように行動できないのはとてももったいのないことです。