アドラー心理学サロン

実用的なアドラー心理学をご紹介しております。TwitterやFacebook、Instagramでも発信しておりますので、是非ご覧下さい。

みんなの輪に入れず、疎外感を感じて辛い

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を、お悩み事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れて細心の注意を払っています。


今回のご相談は、みんなとの輪に入っていけず、疎外感を感じており、自己肯定感が低くてどうすれば良いのか知りたいとのお悩みです。


アドラー心理学の観点から、低い自己肯定感を克服して、他人と自分を比較してしまう癖を克服する方法について解説させて頂きました。


あなたの悩みの解決にも、本記事が少しでも役立てましたら幸甚です。


Q1. ご相談

悩みを聞いていただきたくメールしました。

よろしくお願い致します。


・年齢(年代でも可)  

50代

・性別 

女性

・職業

パート主婦

・今後どうありたいのか

他人と比べない強い精神


・ご相談内容

はじめまして

自分の弱い心の克服方法を知りたいです。


友人たちとのグループで楽しく活動していましたが、私は忙しくなってしまい参加することが少なくなってしまいました。

 

友人たちは気にするでもなく活動し、それをツイッターに上げていて、私は最初はそれを楽しく読んでいたのですが、次第に彼女たちだけで盛り上がる内容に疎外感にさいなまれるようになってきました。

 

私が参加できるときは友人たちは特に何事もなく接してくれるのですが、なんとなく居心地が悪くなって来るのを感じてしまうのをとめることができなくなってきたのです。

 

ツイッターでは相変わらず私抜きのツイートで盛り上がっていて、私がいる意味はないのではないかと衝動的にそのグループを抜け、ツイッターアカウントも削除してしまいました。

 

衝動的に抜けなくても、いずれこのグループからは足が遠退くだろうことは冷静になった今でも思うのですが、もともとは私がそんなことで疎外感を感じなければ、もっと穏やかにお付き合いができ、自然と抜けることができたのかなと思います。

 

・問題だと思う点

私の自己肯定感が低かったからだと思います。人間関係でこういったことは起こりがちだと思います。具体的な対処方法を知りたいです。


A1. 回答

他人と自分を比べていることによって、疎外感を感じているというよりも、自己顕示欲が原因ではありませんか?


ツイッターで自分抜きでもみんなが楽しく会話をしている中で、自分が居てもいなくても同じだと思うと悲しくなる心理状態なのだと見受けました。


リアルの場では、複数人で会話をしている時には、どんなに大人数でもその中で自分と同じように多数派には馴染めずにいる人がいたり、気を遣ってくれたりするので、完全に無視されることは余程の失礼が自分にない限りはありません。

 

確かにこうした場面で、自己肯定感が低い為に無意識的に卑屈な態度を取ってしまっていて、近寄りがたい存在になってしまっている可能性はありえます。


ただ、ツイッターというネット上での匿名性SNSである性質上、やはり個々人への配慮は弱くなりがちですので、確かにスルーされてしまうこともしばしばあります。


自分の存在を引き立てたい、自己顕示欲があると自分がどのように扱われているのかを過剰に気にするようになってしまいます。


自己肯定感を高めることで、あなた自身の態度や振る舞いに変化があると、周囲の人達のあなたへの接し方も変わってくることでしょう。


自己肯定感を高めるには、自分には存在価値があるのだと認識をすることです。


あなたは誰かと仲良くなって、友達になる時に、相手の持つ能力や資産、タレント性などの「生産性」を重視して、それを決め手に人と付き合うことはありますか?


中にはあるかもしれませんが、一緒にいることで落ち着ける、楽しいと思うから人と仲良くなっていることがほとんどではないでしょうか?


あなたに限らず、人間には何の役に立っておらず、何の生産性も無い状態であっても存在価値があるのです。


自分で自分の存在意義を疑う時、人は最も苦しみ、生きる活力を無くしてしまいます。


他人からどう扱われていても、何を言われても、あなた自身の存在価値は減ることは無いのです。


人間が人間の存在価値を決める道理はありません。


人が人を見下すのは、自分に自信が無くて自分で自分を見下している人間が、他人を見下して自分は価値ある存在なんだ!と思い込もうとする時です。


アドラー心理学では、他人への攻撃的な言動や態度は、不健全な努力によって自分の価値を高めようとする行為だとしています。


あなたは、他人を見下していなくても、自分で自分を見下しているから自己肯定感を失ってしまうのです。


他人と比較して自分が上にいるのか、下にいるのかではなく、自分は昨日よりも前に進めているのか?という視点で自分を評価するようにしましょう。


そうすれば、他人との比較をする必要は無くなり、自分の存在価値を疑う必要も無くなります。


結果として、周囲の人達との関係性も良くなる可能性が非常に高まります。