皆さんは占いと聞くと、宗教やオカルトなどのイメージを抱かれているのではないでしょうか?
もちろん、私も占いは当たるか当たらないかでいうと、どちらとも言えないものであると思います。
ただ、占いというのは何の根拠も無く適当なことを伝えることではなく、科学が発展していなかった時代に「自分がこれから何をするべきなのか?」に悩んだ時にげん担ぎをする為に活用されていました。
心理学的にもげん担ぎは非常に大切なことで、人は自分が考えていることがそのまま潜在意識にインプットされて、考えていることを引き寄せる法則があります。
アドラー心理学をベースとしたカウンセリングをしていて非常によく思うことは、セルフ・イメージ(自己評価)が過度に低かったり、過剰に世界を悲観視してしまっている人が多いということです。
過度にネガティブ思考を持っていて、それでいて自分から「こうしよう、ああしよう」と考えて行動できない人は悩みを解決したり、人生を今よりもより良いものに変えることは難しいのです。
精神科医や心理カウンセラーといった人の心を健康にする仕事をしている人間であっても、他人を変えることは不可能なのです。
良い方向に行けるように意見を伝えて諭してあげたり、悪い方へ向かわないように注意して影響を与えることはできても、本質的に洗脳しない限りは監禁したって他人を変えることは不可能なのです。
だとすれば、活力を失って前向きに考えることができずに、異常なネガティブ思考を持つ人には話を聞いてあげたりして慰めてあげるしかできないのか?
そう考えた末に思い付いたことが「占い」です。
神秘的なところがありつつも、過去の人間や世の中のパターンをデータとして蓄積して、それを体系的な手法で「あなた自身について」や、「未来」を教えることができるのが占いです。
心理学は科学となりますので、法則や理論をお伝えしたり、あなたに最適な解決策を提案したりすることはできても、パターンというデータをご提供することは困難です。
しかし、占いならばそれが可能となります。
占いは必ず当たる訳ではありませんが、当たらない訳ではありません。
科学が発展していなかった時代に、何とか未来や自分のことを知る為に膨大な経験則に基づくパターン情報から得られる情報は無視できません。
占いは直感的なものではありますが、直感は悪いものではありません。
人間が思考をする際には物事を観察して論理的に考察してから結論を出しますが、すべてのことにそのプロセスを使って思考する時間はありません。
知らぬ間に直感的に「何となくこういうものだ」と思い込んでいることの方が、人間は案外多いのです。
そう考えると、占いは現代においても私達の人生を豊かにする大切な一つの方法なのです。
占いサロンMiel(ミエル)では、自分がどんな人間なのか、自分にどんなことが起きるのかというざっくりとしたことを占いによってお伝えして心の安定感を持って頂きます。
そして、改めて心理学的にどうしていくべきなのかというお話をさせて頂くことで、よりあなたの心を豊かにすることを目指します。
コンセプトは長く培われたアドラー心理学のカウンセリング手法と、近年着目されているポジティブ心理学、占いを掛け合わせた「心の健康を支える技術」です。
占いサロンMiel(ミエル)では主に女性を対象としておりますが、男性でもご利用頂けます。
スローガンは、
「すべての女性を幸せに」
です。
どうぞこれからよろしくお願い致します。