ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

実用的なアドラー心理学をご紹介しております。TwitterやFacebook、Instagramでも発信しておりますので、是非ご覧下さい。

色んな男とその場限りの遊びをしてしまう女の本心

アドラー心理学サロンです。

 

メールにてご相談頂いた内容を、お悩み事例として質問と回答のセットでご紹介致します。

 

個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れて細心の注意を払っています。

 

今回のご相談は、彼氏と別れてからネットで男性とひっきりなしに遊んでしまっており、恋愛依存症の治し方を知りたいとのこと。

 

こちらのご相談の続きです⬇︎

www.adlersalon.co

 

あなたの悩みの解決にも、本記事が少しでも役立てましたら幸甚です。

 

・年齢(年代でも可) 20代前半

・性別 女

・職業 無職

恋愛依存症を治したい

 

Q1. ご相談

恋愛に依存しない方法ってあるのでしょうか??

いま彼のことを忘れたくて、SNSでの出会いにはまってしまって。。どれだけ会っても一時は楽しいのですがすごく虚しくて。。これもいけないなと思いながらもやめることができず。趣味もないので何かに依存しないと生きていけないかなとすごく考えてしまいます。

 

今までは買い物が趣味で、幸せでしたが、

最近では気に入って買ったのに、家に帰ってからすごく後悔してしまって。ふいに全部リセットしたいなって考えちゃいます。。

 

ほんとに復縁はもう考えてないですが、

仕事でも彼、恋愛も彼で、彼を中心に生きてきたので

もう自分を見失ってしまって。。

消えて無くなりたいとは思いませんが、毎日すごく考えて虚無感になります。。

 

A1. 回答

恋愛依存症を治すには、自己肯定感を高めることが必要だと思います。

 

仕事や恋愛、何をするにも「どうせ私なんか」というふうに、ネガティブに考えてしまいがちで自分の価値を他人に委ねてしまいがちな人は恋愛依存症になりやすいですね。

 

自己肯定感が低いので、恋人に自分の存在意義を見い出そうとしてしまいます。

 

そして必要とされることに喜びを感じては、その相手にどんどん依存してしまうのです。

 

自己肯定感の低い人は、恋人などの他人だけではなく、自分の外側にある物ならなんでも、それ自体が自分を補ってくれると思い込んでしまいます。

 

自己肯定感が低くなる原因としては家庭環境やこれまでの生き方が大きく関わってくるので、一概に特定することは難しいものとなります。

 

目的論の心理学と呼ばれるアドラー心理学らしく考えるのであれば、恋愛依存が治ったら今と自分はどう変われるのか?をイメージすることが大切です。

 

恐らくあなたは、前回の私からの回答の通り「恋する自分に恋をしている」状態であると考えられます。

 

恋愛に幻想を抱いてしまう人は、恋愛依存症になってしまいがちです。

 

今の自分の現実を見ることができず、自分の思い描いた理想だけを追い求めてしまっているのかもしれません。

 

また、こうした人は、自分の理想を叶えることができる相手を無理矢理にでも自分を納得させて作り上げてしまう傾向があります。

 

大切なことは、自分がどんな人間でどういう価値があるのかは他人に決めてもらう課題ではなく、自分が決める課題であると区別することです。

 

人間の存在価値を決められる人間は存在しませんし、人が人の存在価値を決める道理もありません。

 

会社などで特定の分野において、組織の中での優劣や社員としての役割の中での存在価値は他人が決めることではありますが、人としての存在価値とは何の関係もありません。

 

つまり、自分の価値は自分で決められるものなのです。

 

自分がどうありたいのかを強くイメージして、自分の外側にある他人や物によって自分の価値を決めようとせずに、自分がどう思い、何をしたいのか?を優先しましょう。

 

そうやって少しずつ自分を大切にして、他人の意見よりも自分の意見を優先していくだけでも自分の存在価値を確認することができます。

 

自分の価値を自分の中で見出すことを意識して、他人や物は自分の価値を高めてくれるものではないと割り切りましょう。

 

誰と恋愛をしても、どんな高級ブランド品を持っていようと、それらはあなたの心を満たすことはありません。

 

自分の外側に依存していると、悪い男達に身体目当てで近寄られたり、販売員のカモにされるだけです。

 

自分がどんな人間で何を求めているのかを、自分自身と対話をしてしっかりと理解しましょう。

 

そうすると、自然と自分を大切にできるようになり、自己肯定感が高まります。

 

自己肯定感の高め方に関しては、私のブログでも頻繁に取り上げておりますので、是非ご覧ください。