ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【知らないと危険】彼氏に嫌われたくないあまり、自分を見失う女の行く末

アドラー心理学サロンです。

 

メールにてご相談頂いた内容を、お悩み事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報には、一部にぼかしを入れて保護に細心の注意を払っています。


今回のご相談は、大好きな彼氏から嫌われたくなくて、病的な愛情表現をしてしまったり、言いなりになってしまっていてどうすればいいのか分からなくなってしまったとのご相談です。


あなたの悩み解決に、本記事が少しでも役立ちましたら幸いです。


Q1. ご相談

いつも拝読させていただき、力を貰っております。ありがとうございます。

今回は、現在最も悩んでいる事について、アドバイスいただきたく、メールさせていただきました。


自己肯定感が低く、自分に自信が無いため、すぐに謝ってしまう癖がついています。4ヶ月ほど前からお付き合いを始めた男性に対しても、段々と自分の素が出てきてしまい、すぐに謝ってしまったり、私ばかりお金を出してしまったり、男性がどんどん優位な状況になっているように思え(態度が段々とおざなりになって来ました)私はどんどん減点されている気がしてなりません。


自分に自信の無い女性は魅力的にうつらないと思います。でも、私にとってはその男性が本当に尊敬でき、信頼出来る大切な人で、嫌われるのが怖くてたまりません。


自己受容できるようになるべく、コーチングを受けたり、関連の書籍、動画なども観たりしていますが、自分の中に落とし込む事が出来ません。


子供の頃からの母親との関係や、社会に出てからのトラウマ(評価され、比較され、否定されたこと)などが背景にあるのかとは思っています。


私も、彼もお酒が好きで、一緒にいる時は良く飲むのですが、私が彼の事が好き過ぎて嬉しくて、気を許しているせいもあるのか、ついつい飲み過ぎてしまい、しつこく、愛してるとか言ったり、LINEをしたりしてしまい、自分では覚えていなくて、彼はそういうのに呆れているようです。


自制心が利かなくなる自分が情け無く、気をつけているつもりなのですが、つい先日も同じ事をしてしまい、呆れられたと思うと怖くてたまりません。


A1. 回答

自分に自信を持ちたいと思いつつ、好きな男性から嫌われたくないと過度に気にしてしまわれているようですね。


前提として、他人が自分をどう思うのかを決めるのはお相手が決めることで他人の課題となりますので、自分の課題ではないと割り切りは必要となります。


アドラー心理学の代表的な考え方となる課題の分離ですね。それに加えて、男性優位の状態となってしまっていると自覚されているようですが、人との関係には上下関係は本来存在しませんので、相手を上に立たせようとする必要はありません。


とはいっても、やはり嫌われたくないと、好きでいて欲しいという気持ちが勝って相手を立たせている状況なのだと思います。


ここで、心理学者アドラーが残した恋愛における自分と他人の関係性に関する言葉をご紹介します。


「大切なのは愛されることではなく愛することです。


自分は一人でも生きられる。それでも二人でいた方が、同じ経験を共有する喜びを持つことができる


お互いにそう思うことができれば、その二人は依存関係ではない、理想的な愛の関係を築けるのです」


「人は、この人と一緒にいると、とても自由に振る舞えると思えたとき、愛を実感することができます」


つまり、お互いに束縛していたり、依存し合う関係ような関係性は「愛」とは呼べないのです。


今のあなたには耳の痛い話かもしれませんが、自分と他人の課題を分離して、自分と相手に上下関係を設けずに、深い信頼関係を築くことが必要です。


色んな本を読まれたりと努力されているようですが、落とし込めていないのではなく拒絶されている可能性があります。


私からの回答にしてもそうですが、どんなに有能な先生や優れた教えを受けたとしても、自分がどう理解して、どうしていくのか、つまり自分で自分をどう思うのかは自分が決める課題となります。


馬を水辺まで連れていくことはできますが、実際に水を飲むのかどうかまでは介入できないのと同じことです。


自制心が効かなくなって、猛烈に愛を確認する行動を取られているとのこと、その目的は彼への独占欲による「支配」ではありませんか?


束縛願望がある関係性では、恋愛関係というよりは「依存」になってしまいます。


本当の意味でお相手の気持ちを尊重したいと思えるのなら、他人の思考や行動には自由を与えないといけませんし、自分が介入すべきことではないのだと自覚しましょう。


相手にも同じように、自分の自由を侵害させてはいけません。そうやって自分に依存させようとする人と一緒になっても、本当の意味で幸せにはなれないというのがアドラー心理学の見解です。


個人的には、あなたが幸せならそれでいいと思います。正解はありませんので、自分で決めた方がいいですね。