アドラー心理学サロンです。
コロナウィルスが武漢で発生してから、日本を始めとして諸外国に拡散されてしまったことは残念に思います。
マスクが品薄状態であり、対策しようにも手段が限られていたり、多くの会社でリモートワークが始まったり、学校が休校になったりと、非日常的な事がもの凄い勢いで起こっていますね。
北海道では緊急事態令が出されたりと、やはり低温で乾燥した地域では韓国があっという間に感染者数世界二位シンガポールの感染者数を上回ったことから、寒い地域では特に警戒が強まっておりますね。
シンガポールのように漢民族が中心で中国との人の行き来が多く、東京都と同じくらいの都市国家では人口密度が高いゆえに感染が進んではいたものの少し感染率は落ち着いてきたようです。
前置きが長くなりましたが、Twitter等のSNSを始めとしてネットではかなりのデマ情報が出回ってしまっております。
それでいて、TV局や新聞社といった報道機関は視聴率を高める為に不安を煽りまくっている始末。
断言します、未解明で不透明感が強いからこそ恐れているだけであり、身近な病気や事故の方がはるかに危険です。
根拠としましては、感染者が10万人近くになっておりますが、実際の致死率が低いからです。
日本国内で死者が出たり、重症患者が出たという報道があったことで、余計に身近に感じるようになったこともこの社会不安には影響しているのでしょう。
TVや新聞、ネット記事等は多くの人達に読んでもらえるように不安を煽り、人間の持つ損失回避の心理法則に働きかけられるようにコロナウィルスの被害を誇張したり、憶測で不安を煽るような意見をわざと報道しています。
TV、新聞等は公共性の高さから営利目的では無い、警察やお役所のように捉えている人が多いのですが、れっきとしたビジネスをしているのです。
ビジネス目的でなくても、感染拡大を防止したい国の関係機関も同じように心理学の法則である「損失回避の法則」という人間が将来の利益よりも今持っているものを失うことを恐れる法則を活用して、多くの人達に情報を届けようとしています。
国家機関としての体裁を保つ意味でも、そんな不安にならないでね〜!なんて言えませんし、当たり前のことです。
私もTwitterやInstagram、ブログを知ってもらわないとそもそもどんなに有益な発信をしていても見てももらえないので、不安を煽ることはあります。
季節性インフルエンザよりも少しばかり致死率が高いからといって、コロナウィルスを過度に恐れるのはお角違いです。
そもそも、インフルエンザの予防接種すら受けようとも思わない、受けてもいない人達がやたらと新型インフルエンザを騒ぎ立てるのは間違っていますし、非常に滑稽なことなのです。
慎重になり、対策を取るのに越したことはありせんが、過度に心配して不安感を高めてしまうとストレスから免疫力を低下させてしまいます。
もちろん、楽観視するべきだと申してはおりませんし、回避できる危険は回避する努力を怠るのは間違っています。
やれることをやって、コロナウィルスになったらなったで仕方ない!くらいに考えておくべきです。
韓国や北海道の事例を見る限り、寒さと乾燥によってコロナウィルスの活動が活発化されるのはほぼ間違いなさそうです。シンガポールは温暖湿潤気候ではありますが、人口密度と中国との人の往来によって感染が増えたと見れます。
なので、暖かくなって湿度が高まり始める頃には感染者が激増していない限りコロナウィルス騒動は下火になる可能性がなるのではないかと思っております。
仮に感染者が激増していたとしても、これまで発生してきたエボラ出血熱やSARS等の比較すればすぐに命に関わるようなものでもありませんので、しっかりと対策をして万全に望むことが一番大切なのではないでしょうか。
何事も同じことで、上手くいく時は上手くいきますし、上手くいかない時は上手くいかないものです。
どれだけ気を付けていようと周りに感染者が多くてウィルスが充満していたり、そんな時にジャストタイミングで体調が悪かったりすれば感染します。そんな状況であっても、体調が良くて感染しないこともあるでしょう。
それは震災等の自然災害でも同じことで、どんなタイミングでどこにいるのか、自分がどんな状況に置かれているのか次第で感染するのかしないのかは決まります。
最終的には自分ではどうにもならないのです。
「なるようになる」けれども、何とかなるようにしようと考えるだけで十分です。
皆様のご不安が、少しでも解消されましたら幸いです。