新型コロナウィルスの流行による、社会不安やから心を病んだあなたの精神的苦痛を和らげる為に、緊急相談を受け付けています。
従来からご相談を受けておりましたが、コロナウィルス関連のメンタルヘルスのご相談は最優先とさせて頂きます。
Q.ご相談内容
ストーリーをみて相談受付と書いていたのでメッセージさせて戴きました🙏
毎日不安でたまりません。
元々かなりの不安症がひどくコロナが流行り出してから余計に不安になり、持病の喘息がたまたまずっとでてなかったのに運悪く二月半ばから喘息が出出して病院通い始めた所だったのでかなりショックです。
内科の先生には喘息の人はストレスで喘息出る人もいるといわれました。
もしかしたらコロナで毎日不安に思いすぎて、ずっと出てなかった喘息がでちゃったのかなぁと思います。
出始めの時もたまたま風邪をひいて、怖い怖い思っていきなりもしかして、コロナじゃないよな?と思ったらいきなり息が苦しくなって
息苦しくなったらまた不安になって…
て感じでした…
テレビをみているとなると絶対亡くなるみたいな感じがして怖くて怖くてたまりません。
友達に、大丈夫や!なると絶対死ぬような病気ではないから!冷静になって!不安を煽られてるだけやで!と言われて、そーなんかぁ!と思い一旦安心したのですが、また今扁桃炎になり軽く喘息が出てる感じになったら一気にまた不安になりお医者様には
扁桃炎やからコロナではない!熱もないでしょ!喉が原因です!って言われてるのに、もしかしてコロナ?と不安になり自分がいやです。
考えすぎなのか夜も眠れずずっと寝不足です。
先が見えない不安と自分のメンタルの弱さが辛いです。
A.回答
コロナウィルスが世界的に大流行してからというもの、あなたのように先の見えない不安や、自分の健康に対する過度な緊張で精神的に限界になっている人は少なくありません。
テレビや新聞、インターネットでも連日やたらと不安を煽るかのような報道ばかりしており、一部の人達にやる人気取りの為のデマ情報や勘違いによって新型コロナウィルスへの不安は増大してしまっております。
人間は心理学的にも脳科学的にも、生存本能や今の自分を守る為の自己保存本能を持っておりますので、損失や危険のようなネガティヴな情報にポジティブな情報の何倍も敏感に反応してしまいます。心理学ではこれを「損失回避の法則」と呼びます。
この「損失回避の法則」を巧みに活用することで、各報道機関や人気取りをしている個人はここぞとばかりに売名したり、お金を稼いだりしています。
医療的なアドバイスはこの場では控えさせて頂きますが、メンタルケアに的を絞って対処策をご提案させて頂きます。
不安とは人々が本能的に作り出した心の拡大鏡のようなものです。実態はもちろんありません。
新型コロナウィルスは確かに危険な伝染病ですし、最新の注意をするべきであることは間違いありません。
世の中も自粛モードになり、娯楽が制限されたり半強制的に家に引きこもっていないといけない状況になっていたりと、緊張によるストレスも非常に強い状況ではあります。
断言しますが、コロナウィルスへの心配を過度にしていると、結局のところコロナになるかどうかはその時にどこに自分がいて、どんな人が周りにいて、自分がどんな体調でいるのか次第であり、タイミングによるところが大きいです。
どれだけ健康に気をつけていても、癌になる人がいるのと同様である種やむを得ないことでもあります。
喘息が出てしまわれたとのことですが、恐らくコロナへのストレスによって免疫力が衰えたことによるものだと思われます。
過度に不安に感じて健康を気を遣い過ぎるよりも、コロナになったらなったで仕方がないと割り切って日常生活を送った方が免疫力を保てますし、身体の活力も湧いてきます。
普段よりも風邪をひかないように気をつけるくらいが、一番いいのかもしれませんね。
心配して不安を感じる必要はありませんよ。
なるようにしかなりませんから。
自分で変えられることはコロナになるがどうかだけではなく、そもそも限られています。
自分のできる対策にしっかりと取り組んだのなら、もうそれで十分なのです。
どうにもならないことに頭を悩ませて、不安を感じては悩んでいるのは時間の無駄ですし、いつ終わるのかもわからない大切な人生を辛いものにしているだけです。
心配するのではなく、取り敢えず今この時、やれることをやって天命を待つくらいが一番健康にも幸せの為にも重要です。
そもそも、重症化して危険なのはコロナに限らずインフルエンザでも風邪でも同じことです。
重症化する人の方が圧倒的に少ない今の状況を、過度に不安視するのはお門違いです。
多くの人達が本当に恐れているのは、新型コロナウィルスには未解明な部分が多いからです。
報道機関も、楽観的な報道をしていても商売にならないから煽っているだけです。どうしても人間は幸せな話よりも不幸な話を知って優越感を感じようとしたり、今あるものを失いたくない気持ちの方が強いので仕方ありません。