悪口を言ったら、あなたの脳は腐ります。
もちろん、言葉の通りに腐って溶けてしまったりするという意味ではありません。
それでも、悪口を言ったり、あら探しをして他人を見下したり、環境に文句を付けたりとネガティブなことを考えたり口にしていれば本当に脳の機能は低下してしまい、ポジティブ思考になれなくなったり幸せを感じることができなくなりかねません。
本記事は可能であれば悪口を言ってしまう人、悪口に悩む人にどんどんお読み頂きたいです。
悪口で脳の機能が低下する理由
コルチゾールやノルセロトニンといったストレス物質が大量に分泌されます。すると、幸せを感じたりポジティブ思考をする為に必要な幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやエンドルフィンが分泌されなくなります。
ネガティブなことばかり考えていたり、悪口や陰口を言っている人はストレス物質でいっぱいになり思考が正常に働かなくなっては精神的に不安定な状態になります。
ストレスを溜め込みやすい体質にもなっていきますので、心と身体は密接に繋がっているのでストレスによって様々な身体症状に悩まされるようになりますので臓器の活動の低下によって肌荒れやしわ、たるみ、肥満といった形で表に現れてきます。
悪口を言ってる時の顔と身体は醜いものです。
表情とか生き方だけが原因ではなく悪口によって、長期的に身体的な特徴に対しても副作用を受けることにもなるのです。
頻繁に風邪を引いたり、胃腸炎になったりするのも悪口による副作用であり、癌などの重大な病気にも容易につながります。
悪口は万病のもとなのです。
悪口は言った人が一番傷つく
実は悪口は言った人が一番傷ついているのです。
巷で良く聞く話では、悪口を言ってしまう人たちは誰にも相手にされていない可哀想な人なのだと言われています。
もちろん、悪口を言ってるような人に幸せな人はいませんし、可哀想であることに違いはありません。悪口は簡単に言うと心のリストカットであり、自傷行為のようなものなのです。
人は劣等感の扱い方によって生き方が2種類に大きく分かれます。
人は必ず劣等感を感じて生きる生き物であり、劣等感を健全に克服して自分を成長させようとするのか、それとも現状維持を求めて足るを知ろうとするか、他人を攻撃して今の自分を
肯定するのかどちらかの行動に走ります。
悪口を言ってしまう人は、他人を見下したり攻撃して今の自分の価値が高いのだと思い込もうとしては自分に嘘を付いて勝手に自己完結をして劣等感を穴埋めしているのです。
こんなの他人への八つ当たりを伴う非常に迷惑極まりない自傷行為ですよね。
心理学的に自分の口から発する言葉の主語を人間の脳は区別することができません。
要するに、悪口はそのまま自分に知らないうちに返ってきていて自分に言っているのと同じ効果を持っているのです。
加えて、人間の脳には「認知的不協和」という性質があり、これは自分の認知と行動の矛盾をどちらかに合わせて修正しようとするものです。つまり、人間は自分の行動と言動を一致させようとします。
悪口は想像を超えるレベルで言ってる本人の精神と肉体にダメージを与えているのです。
悪口を言ってる人へ伝えたいこと
悪口を言ってしまうあなたは、本心では悪口なんて言いたくないと思っていることでしょう。でもね、それは迷惑な八つ当たりですよね？
「気分が悪いのかお前のせいだ！」とでも言いたいのでしょうけど、嫌いな人とか嫌な事をわざわざ考えたり、文句をつける必要なんてありませんし、自分のこと以外は変えられないんですよ。
嫌いな人や嫌なことに執着して悪口を言っているのは、熱湯の入った鍋が置いてあって、自分から手を突っ込んで「熱い！熱い！」と叫んでいるようなものです。嫌なら危険なので撤去してくださいと理性的に訴えたり、鍋を避けるようにするのが筋です。
悪口を言ってしまう自分が未熟であることを自覚するべきですよ。
人は誰かに傷つけられない限り、攻撃的になることはありませんし、きっとあなたも苦い過去があったりして世の中に対して悲観的になったり、攻撃的になっていることでしょう。
ただ、酷いことをされたからって、加害者にやり返すならまだしも何の関係も無い人達に八つ当たりしても、周りからの信頼を失いますし、被害者からやり返される可能性の方が高まりますし、前述の通り自分の心身を痛めつけるだけでデメリットしかありません。
辛い経験をしたあなただからこそ、人の痛みを理解できて優しくなれるはずです。
自分と同じ目に遭わせようとするのではなく、その分だけ他人に優しくなれればあなたには幸せが返ってくるんですよ。
あなたには仲間がいるようでいて、誰からも信頼されていません。
人は他人に攻撃的な人を信頼することができないからです。悪口仲間だって同じで次の標的は自分になるだろうといつも怯えているだけの関係です。
努力しても報われないからって勝手に自分で自分の幸せを諦めて、他人を攻撃することで負の注目を集めて、自分は注目されているから価値があると思い込む悪癖は勇気を持って断ち切りましょう。
悪口に限らず、自分の本心で後ろめたさや罪悪感を感じるようなことを、自分の本当の気持ちに嘘をついてやってしまう自分の弱さを克服しましょう！
こんなに耳の痛いことが書いてある記事は最後まで読めたあなたは性根から腐ってる訳ではなくて、自覚していないだけで相当な向上心と勇気があるのは間違いありません。
あなたなら大丈夫です！！
最後に
悪口を言ってしまう人にも、悪口に困っている人にとっても抑止力として効果があると思いますので、この記事を「悪口が大好きなあの人達」に読ませてみませんか？拡散のご協力を頂けますと幸いです！
