アドラー心理学サロンです。
今回は心理カウンセラーを含めた、精神科医や臨床心理士もみんな含めて、本当に信頼できるのか、自分の悩みを解決してくれる存在なのかについて解説します。
誇張ではなくかなりのタブーにまで踏み込みます。
注意点としましては、決して心理カウンセラーなどご相談者の悩みを解決する為にカウンセリングを行なっている人達を非難する意図も無ければ、カウンセリングが無意味であるということを主張している訳ではないということです。
では、なぜ精神科医を含めた心理カウンセリングを行う専門家を無闇に信頼してはいけないのか、その理由を一つ一つ解説していきます。
「先生」と呼ばれる職業の人達の言うことが、必ずしも正しいとは限らない。正しい確率が高いだけであって、信じ込んでしまうのは大間違いです。
実際、専門家が常に正しいことを言っていて、正しいことができているのなら、悩むことが無い世界をみんな生きているはずです。
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない。」
他人であるあなたは、手助けをする事はできても、最終的に他人を変える事はできないのです。
それは、他人からすればあなたのことも同様に変えることはできません。
他人が何を選ぶのか、それは本人が決める他人の課題であって自分の課題ではありません。
他人への貢献に自己犠牲が伴ってはならないというのが基本原則であり、それはカウンセリングをする立場の人間にも、受ける立場の人間にも同じことが言えます。
それに、自分の問題は自分にしか理解できませんし、他人が自分の問題点や悩みを完璧に理解することは究極的には不可能です。
自分を客観視して、自分の本心から自分の悩みを解決する意志と努力が無ければ、どんな一流の精神科医やカウンセラーが付いていても回復するのは厳しいのが実情です。
もちろん、カウンセリングや抗うつ薬などの処方箋は頼れるパートナーですし、決して必要が無いと言いたい訳ではありません。
しかし、自分を客観視して乗り越える意思を持つことが何よりも大切だということを主張したいのです。
生まれてからこの世を去るまで、ずっと自分と一緒にいてくれて、決して離れることのないパートナーであり、自分の最高のカウンセラーになれるのは自分自身です。
簡単に言ってしまうと、いつも悩んでいる人は物事を重く捉えすぎていて、それが異常だということに気付いてない人も多いんですよね。
結局、冷静になって自分の相談に乗るカウンセラーになったつもりで、自分と対話して自分を客観視した方がいいんです。
頼れる精神科医やカウンセラーはどうやって見つけるのか?
精神科はどうしても「心」の症状を扱うので、誤診も少なくはないようです。
特に躁鬱と鬱は症状が同じように見えてしまうことで、治療薬も逆効果の物が必要だったりしますので。
何度も通って信頼できるドクターに心の内を伝えられるようになることは大切です。
精神科医というと、友人も多いのですが医者の中でも別の科に行けなくて、仕方なく精神科医になってる人も多いのでたまに問題のある人もいるようです…。
精神科や心療内科に行って悪化してしまったとご相談を受けることもありますが、何人か色んな先生に相談してみた方が絶対にいいです。
私は決して精神科を侮辱するつもりはありませんし、本当に素晴らしい先生も沢山います。
しかし、どんな専門職にも優秀な人もいればそうじゃない人もいます。
肩書きだけで安易に信頼して、その人の言うことが全てだと信じ込まないことも大切です。