アドラー心理学サロンです。
本日は批判が好きな人の心理について解説をさせて頂き、その上で批判を気にしない強いメンタルを育てる方法をお伝えしたいと思います。
非常に多くの反響を頂きました、こちらの私の投稿を元ネタとして深堀していきたいと思います。
批判してくる人は、何をしても批判してくるもの。批判が趣味な人達なので、相手にしないことです。 pic.twitter.com/TjZSkLZTro
— アドラー心理学サロン(アドサロ) ポジティブ心理学サロン (@PositiveSalon) 2021年11月14日
一緒に投稿したロバの風刺画があまりにも内容とぴったりでしたので、一緒に投稿をしたのですがとってもロバについて共感のコメントが寄せられることになりました。
投稿文自体は短くて、とってもシンプルな内容になっています。
「批判してくる人は、何をしても批判してくるもの。批判が趣味な人達なので、相手にしないことです」
その為、見てくれた人たちは本当にそれぞれの捉え方をされておりました。
「もうバカは相手にしない」
「批判が好きな人と関わっていると疲れ果てる」
「悪口ばっかの人とは関わりたくない」
私が本当に意図したかったことは、主に「何をしても批判されることもあれば、賞賛されることもあるということ」です。
もちろん、明らかに道徳に反するような言動や行動は褒められることではありませんが、批判ばかりしている人は批判が好きというより、批判をしていないとやっていられないタイプの人です。
簡単に言うと、自分に自信が無いと言うことですね。
そして、自分が正しいと自分を正当化するために、自分の価値観や立場とは反対にいる人を批判しているのです。
人間は弱い生き物なので、自分を高める努力をするよりもとにかく誰かを批判したりと攻撃をして、「自分は強い!」、「自分は間違ってない!」と確信を持ちたがるのです。
なので、どんなことをしたとしても、例えば上記の風刺画のような捉え方をされて批判を受けることでしょう。
「二人でロバになるのなんてかわいそうだ!」
「爺さんだけ楽をしてばあさんがかわいそうだ!」
「爺さんを歩かせて自分がロバに乗るなんてけしからん女だ!」
「あいつらはロバの正しい使い方も知らないバカだ!」
この四つの批判で何が共通しているのか、お分かり頂けましたか?
「なら、正しいロバの使い方を言ってみてよ」と言い返してしまいたくもなりますよねw
「いや、ロバを持ってないから…」とか変な言い訳や、屁理屈が始まるので不毛です。
実際問題、そう言う問題ではないのです。
みんな、あなたが「ロバ」を持っていることが羨ましいのか、前向きに努力している姿を批判して努力しない自分、かわいそうな自分を肯定しているのです。
つまり、幸せな人への嫉妬から攻撃をして不幸である自分を慰めようとしていて、前向きに努力している人を否定することで努力できない自分は仕方ないと逃げてしまっているのです。
他人の幸せ、他人の努力、他人の成功を心から尊敬できる人なら、「よし!自分も頑張ろう!」と思えるでしょうし、幸せな人から幸せを分けてもらえたりするのです。
ということで、本記事を読まれたあなたは、自分を正当化するために言い訳をすることなく、素直な心で人を応援できる人になることを心がけましょう。
自分が変われば、世界が変わる。
人は自分が望みさえすれば、いつからでもどんな風にでも変われます。
アドラーはこう言いました。
「2、3日もあれば、性格は変えることができる。たとえ死ぬ前日であっても」
自分の本当の気持ちに素直になって、温かくやさしい気持ちで生きていきましょう。
必ず、あなたは幸せになれるのですから!