やろうと思った時に動かないと、ずっとそのままやらずに終わります。
やりたいと少しでも思った時が始め時なのです。
やろうと思ってすぐに動き出せない人は、基本的にやるとなれば完璧にやりたいという「完璧主義」の傾向が強い人が多いです。
何事も丁寧すぎるのでしょうね。
何か上手くいかなかった時に、批判されたくないとか悪者になりたくないとか、そういう気持ちが強くて自分から見た最善というよりも、他人から見た最高を求めてしまっている傾向があります。
つまり、自分で結果を受けて自分としてはこれで良しとするのではなく、他人や世間の価値基準からして「認められるレベル」を無意識レベルで求めてしまっている可能性が高いのです。
言葉では「面倒くさい」、「忙しい」などと様々に形容されるものですが、実のところ「他人からの評価に敏感」であることが行動を鈍らせている最大の理由なのはほぼ間違いないと思います。
他人からどう思われるのかではなくて、「自分としてはどうしたいのか?」、「自分はどこまでやりたいのか?」だけを追いかけた方がいいでしょうね。
世間から偉業として認知されるようなことではなかったにしても、何かに秀でていて大きな実績を残した人はいつだって他人からの評価よりも「自分の内側にある情熱」に従って努力し続けた人なのですから。
褒められたいとか、認められたいを常に思っている人で本当に成功している人やすごい人はいません。
自分で自分を大きく見せる人で、中身が伴っている人がいないことと同じです。
他人に勝つこと、他人に認められることだけを目的にしている人は、たとえ成功できたとしても、何を得たとしても永遠に心が満たされることのない劣等感のループから逃れられなくなります。
アドラー心理学では過度な承認欲求を持つことを否定しています。
なぜなら、過度な承認欲求は自分の人生を他人の人生にしてしまうからです。