ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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悪口が好きな人が無能である理由を心理学的に解説します

やたらと偉そうなことを言ってくる人に対して、そういうあなたはどうなの?って反感を抱いたことがあなたにもあるのではないでしょうか?

 

 

もちろん、自分に後ろめたい気持ちがあったりするのなら、図星を突かれて相手を責めることは現実逃避になってしまいます。

 

 

しかし、偉そうに批判してくる人の中には言ってることが支離滅裂でひたすらに批判したいだけだったり、自分のことを棚に上げて逃げようとしているだけにしか思えない人も少なくありません。

 

 

そこで、今回は偉そうなことを言ってくる批判家や、説教くさい人の心理について解説させて頂きます。

 

 

まず、偉そうなことを言う人は、他人に偉そうなことを言う前に、そういう自分はどうなのか振り返るべきですね。

 


人を見下して偉そうなことを言う人ほど、能力が低い傾向があると心理学では「ダニング・クルーガーの法則」にて証明されています。

 


アドラー心理学で「ダニング・クルーガーの法則」について考察をすると、劣等感が強い人ほど他人の欠点を批判したり、あえて欠点を見つけて自らの劣等性と直面することを避けたり、安心しようとしていると考えられます。

 


アドラー心理学では、人は誰しもが今よりも良い状態でありたい、今よりも良い自分でありたいという「優越性の追求」という欲求を持っていると考えます。

 


自分のことを高める健全な努力から逃れて、他人を批判したり見下して偽りの優越感に浸り、「優越性の追求」という欲求を満たそうとすることを「安直な優越性の追求」と呼びます。

 


つまり、心理学的にも能力の低い人ほど他人の弱さや欠点を見つけるのが上手かったり、批判したがる傾向があることは明らかになっているのです。

 


自分よりも幸せそうに見える人、自分よりも優れているように見える人の欠点を見つけるのが上手い人も多いですね。

 


誰かに嫉妬してるのは、自分もその人と同じようになりたいと思っているからですし、本心でその人が持っているものが欲しいだけなのです。

 


嫉妬してその人を批判しているのは、自分はそうなれないと無意識レベルで諦めていて、その人の幸せはニセモノだとか、インチキをしているのだと根拠もなく思い込もうとしているからです。

 


自分の心に素直になるべきです。

 


羨ましいと思うのなら、祝福することであなたも幸せになれる。

 


幸せそのものを自他共に区別なく喜べるからこそ、幸せはやってくるのですから。