ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【これは知らなきゃヤバい❗️】つらい気持ちに共感されたらもっと不幸になる怖い話

つらい時に自分の気持ちを分かってくれる人に、共感して話を聞いてもらいたいと願うのは実は非常に危険です。

 


他人は耳障りの良い優しい話しかしてくれないのが当たり前なことだからです。

 


「私ってブサイクかな?」と聞かれて、「うん、あなたはブサイクだよ」などと答える人は少数派です。

 


それに、本当にあなたのことをブサイクだと思って言っているとも限らないのです。

 


あなたに嫉妬していたり、単純にあなたのことが嫌いなだけかもしれません。

 


もちろん、あなたのことが好きだったり、あなたのことを本気で可愛いとか綺麗だと思っていたり、言いづらくて「そんなことないよ」と言う人もいます。

 


つまり、話し相手となる人は、必ずしも事実を伝えてくれるとは限りませんし、仮に事実を伝えられたとしてもそれが事実であるかどうかすら大した根拠もない主観的なことであったりします。

 


いかんせん、大半がトラブルを避けるために無難な回答をするか、あなたのことを思いやって本音というよりも建前で共感することが多いのが現実です。

 


本当に大切なことは自分の弱さを素直に認めることを通して、自分自身と対話して自分の中から答えを見出すことです。

 


なぜなら、答えは自分の外側にあるのではなく、内側にあるからです。

 


自分の外側から得られるものは、すべて自分の中にある答えを見つける為の手がかりに過ぎません。

 


つらい時に自分の気持ちを他人に話しても、期待した返事がこなかったらもっとつらくなる。

 


このつらい気持ちを抑えるために、期待した返事をしてくれなかった相手を恨んだり、ひたすらに自分の話に共感して肯定してくれる人を探し求めてしまう負のループが始まります。

 


これは無自覚に行ってしまっていることが多いので、本当に注意が必要なことです。

 


意識の上では、あなたが話し相手が求めているのは的確な答えではあっても、無意識の上であなたが求めているのは、あなたが期待している返事になってしまっていることがあるのです。

 


それに、ひたすらに話を聞いてもらいたいという欲求も恐ろしいもので、吐き出す場所を求めることはどんどん自分の周りから人が離れていくことに繋がりますし、ポジティブな人が離れてネガティヴな人ばかりを引き寄せることになります。

 


そして、これが何よりも恐ろしいことなのですが、自分の身の上の不幸話に共感をされてしまうと、自分で自分が不幸であることへの確信を深めてしまう結果にも繋がります。

 


こうなると、前向きになるどころか、ひたすらに感情を発散し続けて事態は何も変わらない状況を繰り返すばかりになってしまいかねません。

 


しかしながら、吐き出すことは心のデトックスになりますし、時には必要ですがあまり癖にしないようにお気を付けくださいね。

 


紙に嫌なことを書き出すことも同様の効果がありますので、ぜひお試しください。

 


よく見かけるのが、Twitterで愚痴を吐いているところなのですが、こういうことをしているとネガティヴな人達から共感されることを通して、本当に不幸の確信を強めてしまいますので人前では基本的にやらないようにすることです。

 


人はシンプルに、一緒にいて元気になれる人が好きなのです。

 


お互いに傷を舐め合って、一時的な心の安心を与え合うだけの関係では本当に負のループから抜け出せなくなりますよ。

 


しまいには、クソリプを送りつけてストレス発散をしている「犯罪者」にまでなりかねません。

 


上手く自分の感情を整理したいと思うのなら、まずはどうにもならない現実を受け入れて、自分には変えられない他人や過去をそのままそういうものだと諦めてしまうことです。