ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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いくら読書をしてもあなたの役に立つのはほんの一部の知識のみである意外な事実

読書をすることは自分の知識を増やし、知見を広げて、思考力を高めてくれる最高の方法の一つであり、人生を変えていける活動の一つです。

 


人生を良い方向に変えるきっかけになるのは、下記の三つが代表的なものでしょう。

 


・新しく人に会う

・読書する

・旅に出る

 


その中でも読書は気軽に行うことができますし、図書館にでも行けば無料で本は読めます。

 


本ではなかったとしても、インターネットで検索することで情報を読むこともできますし、文章の長さに関係なく読書は非常にコストパフォーマンスに優れた自己投資であると言えるのです。

 


多くの人達は読書と聞くと分厚くてしっかりとした本をじっくりと読み込むことをイメージされていて、まるで苦手だった学校のお勉強を連想してしまいがちですが、大人になってからの勉強はそうではありません。

 


自分が求めている情報を得ることは、何も苦痛ではなく楽しいことなのです。

 


楽しくないのは、やらなくてはならないからという義務感を感じているから嫌々モードになっているからです。

 


まずは短くでもいいので、自分が興味のあるネットニュースを読んだり、SNSで情報収集をしてみてください。

 


そもそも、あなたがこうして私のブログ記事を開いてこの記事を読むことだって新しい知識を得る勉強であり、読書なのですから。

 


読む文章の長さも、読む本が有名なのかどうかも関係ありません。

 


仮に六法全書のように分厚い本を読んだとしても、その時その時点であなたに必要な知識も、あなたの心を射止める文章も、そのうちのほんの一文に過ぎないことも珍しくありません。

 


文章の長さやその本や情報がどのような権威性のあるものなのかは、あなたにとって有益なのかどうかとはあまり関係がないのです。

 


よく売れていて著名な人が書いた本であっても、それを読んで価値を感じるかどうかは人それぞれです。

 


自分が読みたいなと思えた本や情報こそが、あなたにとって価値ある情報なのです。

 


もちろん、中にはこれは読んでも意味がなかったなと感じるものもあるでしょうし、思ったものとは違っていたと感じることもあるでしょう。

 


でもそれは、損をしたのでも失敗したのでもなく、その本や情報に自分が求めていたことはなかったことを発見できたのです。

 


つまり、その経験を通して、あなたは自分が必要とするものがどういうところにあるのか?を一つ学べたということなのです。

 


新しく学ぶことにも、新しく学ぼうとすることにも、すべてに必ず意義があるのです。

 


ひたすらに流されくる情報に目を通したり、音声や映像で読み上げられる頭を使わなくても、理解しなくても楽しめるコンテンツではなく、能動的に自分から情報にアクセスして、どんどん文章を読んでいきましょう!