嫌われたら、勝手に嫌わせておけばいいのです。
誰かを嫌う人は、嫌いな人を作り出す人なので、あなたじゃなくても誰かを同じように嫌っているものです。
アドラー心理学の課題の分離を思い出してください。
他人が自分を嫌うかどうかは、相手が決める他人の課題であって、自分が決める自分の課題ではありません。
嫌われないように相手に合わせてあげる義理も義務もあなたにはない。
なぜ、どこかの誰かさんの好みに合わせて自分を変える必要があるのです?
自分は自分、他人は他人ですよ。
みんなから好かれることは、そもそもありえないのです。
それに、誰にも嫌われていない人はいません。
人は誰かには必ず嫌われるようになっています。
みんなに良い顔をしている八方美人であれ、みんなと仲良くしたいと思っている典型的な「いい人」であっても、誰かしらにはそういう人が嫌いだと感じられているものです。
どんなに善人でも、悪人には嫌われています。
どんなに悪人でも、誰かしらには好かれています。
そういうものですので、嫌われることに傷つく必要はありませんよ。
もちろん、いい気はしないでしょうけれど、その都度、仕方ないと流していけばいいのです。
誰かに好かれれば嬉しく感じるものですし、誰かに嫌われて何も気にしないことは不可能です。
人間は完璧ではないのですから、その都度その都度、ここに書いてあることを思い出して気持ちを整理する習慣を付けていきましょう。