ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【知らないと無駄に嫌われる】嫌われることを恐れなくていい理由

嫌われれば嫌われるほど、あなたは幸せに向かっています。

 


無理をしてまで、誰かに好かれようとしたり、嫌われないようにするばかりで、自分を押さえつけているような状態では、とてもじゃありませんが幸せにはなれません。

 


幸せになるということは、自分らしく生きるということと同義です。

 


つまり、それなりの人数の人達に嫌われることも必要であるということです。

 


当たり前な話ではありますが、無駄に嫌われることには意味はありませんし、自分に後ろめたい気持ちがあるのにそれを正当化して嫌われるのは最低なことです。

 


例えばですが、周囲の人達への優しさやマナーを守らないで、自分が悪いことをしたと自覚していたとします。

 


自分の態度やあり方を改善できるのに改善しないで、自分は悪くないと思い込むようなことは絶対にあってはならないのです。

 


たまに、TwitterなどのSNSで嫌われることを恐れなくていいという趣旨の発信に加えて、無駄に嫌われることは避けるべきである旨を発信すると「嫌われる勇気はどうしたんですか?」などという反論や質問が届きますが、このような発想をする人は嫌われる勇気なんて持ってはいけません。

 


「自分さえ良ければいい」のはたしかです。

 


なぜなら、何か言うべきことを言うにしても、やりたいことをやるにしても、人と人は価値観も何もかも違うのですから、誰のことも傷つけないことは不可能です。

 


ただ、誰にも配慮することなく、安易に人を傷つけてもいいということにはなりません。

 


つまり、嫌われることになったとしても、誰かを傷つけることになるにしてでも、他人への思いやりという優しさを持った上で、自分の意思を優先すべき時もあるということです。

 


自分らしく生きる上で、配慮していてもどうしても嫌われてしまうこともあります。

 


でも、嫌われても追う必要はありません。

 


どれだけ気を付けていても、嫌われてしまったということは、そういう人とは近いうちに離れる運命にあったのです。

 


自分の価値観と大きく違った価値観を持っていたり、生き方がそれだけ違う人だからです。

 


縁がない人とはどれだけ頑張っても縁は途切れて、縁がある人とは何度でもまたあるものですので、気にせず自分の人生を生きてください。