本記事では、自分の運勢は自分で決めることができるというお話をしていきたいと思います。
タイトルを読まれた人の中には「運勢は運勢なのだから、自分で決めるものじゃないでしょ?」と思った人もいることでしょう。
それが、そういうことではないんですよね。
自分の運勢は自分で決められるというよりは、自分で決めるものであるということをご理解頂きたいのです。
では、しっかりと解説させて頂きます。
自分の心のあり方は、自分で決める自分の課題であり、他人が決める他人の課題ではないのです。
仮に他人に嫌なことをされたとしても、それを嫌だと思うのかどうかは他人がしてきたことを自分が嫌だと思ったから気分が悪くなっているのです。
つまり、気分を害されたということは基本的にはありえず、自分で自分の気分を害しているだけの話なのです。
いじめられたとしても、傷つくかどうかは本人が決めていることだと言われている気分になる人もいるのでしょうけれど、自分の心のあり方は自分で行なっていることなのです。
要するに、「今日もいい日になる」と自分で自分を鼓舞できるようになることの方が、よっぽど大切なことなのです。
テレビでは毎朝「今日の運勢」が放送されています。
「今日の運勢は最高です」と言われれば、誰だって気持ちのいいものです。
それに、自分の人生の行動指針が何かしらあるだけで、気持ちは楽になります。
しかし、自分の運勢を「テレビに言われたことを信じて決める」ことは、まるで「他人の言うこと」に振り回されて生きることになってしまい、自分の人生のコントロール権を自ら捨て去っているようなものになってしまいます。
もちろん、趣味程度に占いを楽しむのならいいですし、時に他人からの励ましが欲しい時もあるでしょうから、それはそれでいいのです。
しかし、他人に依存したり、他人に振り回されてしまうようなことは避けるべきです。
運勢というと、言い換えれば「機嫌」のようなものです。
自分の機嫌は自分で取るものであって、他人に取らせるものではありません。
自分の機嫌を自分で管理して、不機嫌になりそうなら不機嫌にならないように慎重に過ごしたり、上機嫌でいられそうならそのまま最高の1日にできるように活動的になればいいのです。
結論としましては、占いを否定するつもりはありませんが、あまり依存し過ぎないようにして、自分の運勢(機嫌)は自分で決めていきましょうということです。