被害者意識が強くて自分を不幸だと思っている人は、とんでもない自己中心性を発揮してしまっていることがよくあります。
本人も自覚しないままに、「自分さえよければいい」と言わんばかりに他人に求め過ぎて、他人から思いやり搾取ばかりしてしまっていたりします。
そうして、いざ人が自分のもとから離れていくと、自分はこんなに友達は大切にしたいと思っているのに、みんな自分勝手だのなんだのと被害者になってしまうのです。
人はみんな自分の為に生きているのであって、他人のために生きている訳ではないのです。
下記にてご紹介させて頂く文章は、とあるフォロワーさんからのコメントを許可を得て転載したものです。
「不幸を武器にしていると、いつまでも不幸を必要としてしまい幸せになることはできない」というのがアドラー心理学の考え方となります。
それについて、とっても参考になる経験談を頂くことができました。
皆さんにとっても、非常に参考になることでしょう。
【フォロワーさんからの体験談】
過去に何人か心がとても弱い、基本的に病んでる人と知り合ったことがある。
その人たちはまさに『かわいそうな私』を武器にしていた。
『今の自分を変えたい』『現状を変えたい』といったことを口にはしていたが、実際は『かわいそうな私』を武器にして、自分に優しくする人を振り回してた。
振り回された人側は疲れ果て、自らも病んでしまうほどまで追い詰められた。
にもかかわらず、彼らは『かわいそうな私』しか見ておらず、相手のことなど微塵も考えていない。
やがて見限られ離れていき、最終的には孤独になった。
現状を変えるどころかより悪化するという結果になった。
病んでる以上、周りのことを考える余裕はないというのはわかる。
しかし相手も同じ人間、自分が傷つき、疲れ果て、追い詰められるのは同じなのだ。
それがどんなに強い人であっても、
『被害者だから、かわいそうだから何をしても許される』というわけではない。
ほんの少しでいいから相手のことも考えて欲しい。
相手も自分と同じ人間だということを覚えていてほしい。
『かわいそうな自分の要求に全て応えてくれて、我慢し続けてくれて、ずっとそばにいてくれる人』はいないと思うから。
そのままでは本当に不幸が続くだけだと思うから。