アドラー心理学サロンです。
本記事では、何かに取り組んだものの、少しでも上手くいかないことがあると途中で投げ出して辞めてしまう習慣を断ち切る考え方をご紹介します。
仕事でも勉強でも、探究心はほどほどに、取り敢えずは一周してみることでこの問題は解消できます。
なるべく細かいことにはこだわらず、取り敢えずどんどん行動に移しましょう。
一周してみないと何も始まらないのです。
よく完璧主義だと新しいことは特に取り掛かりにくいという話があります。
これも一種のべき論であり、最善の状態でスタートが切れるタイミングなんて絶対に訪れないのです。
どんなことでも、数秒先であっても未来は未来、未来のことは誰にもわからないのです。
ひょっとしたらやったことが無駄になるかもしれないし、そもそも失敗してしまうかもしれないし、もっとずっと先の未来に役に立つこともあるかもしれないのです。
世の中には、先人達が証明してくれた定理が沢山あります。
数学などの学問はその典型例でしょう。
いちいちその公式が何を意味するのか、何を証明するのか何て気にしていたら人生が一回では足りなくなってしまいますので、まずはその通りにやってみてしまうのです。
スポーツジムに行くにしても、今日はしっかり走れなさそう、今日行ったら一日中ぐったり疲れ果てて何もできなくなるかもしれない。
こうしたことは、先ずは置いておいて行動してから途中で軌道修正すれば良いことなのです。先のことなど、「今」の段階でわかることなどありません。
過去は「今」を解明する手がかりにはなりますが、未来を推測する材料にはならず、「今」の段階からも分からない、つまり「今」に集中して行くしかないのです。
未来は「今」何をするのかでどうにでも変えることができます。
人生はいつ終わってしまうのか分からず、今日この後に災害や事故に遭い、健康な体でいられなくなる可能性だってあるのです。
何でもやってみたい、やってみようと思ったことには飛びつくことが大切です。
それからこういう状態の時にはジムに行くのは辞めておこう、こうした時にはジムに行ってリフレッシュしようなど次に繋がる学びがあるものなのです。
分からなくても、不安でも一先ずは一周することで見えてくるものがあります。
失敗や変化を恐れずにどんどん行動に移すことで新しことを学び、より良い未来に繋がっていきます。