ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【相談事例】職場での言われのない陰口への対処方法

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

アドラー心理学サロン様


いつもTwitter拝見しており、

新たな視点からポジティブな刺激を沢山頂いています。

ありがとうございます。


今回は相談を利用させて頂きたくメールしました。

よろしくお願いします。


・年齢(年代でも可) 40代

・性別 女性

・職業 サポート系


・今後どうありたいのか

出来れば当分は今の職場を離れることなく仕事も続けたい。

(仕事に不満はありません)自己肯定が不足している、

過去の虐めや離婚などで傷ついた心と折り合いをつけ

より前向きに他者との関係を築けるようになりたいです。


・ご相談内容

職場で不快なあだ名を影でつけられ、体型についても

いじられているのに昨日気づきました。(2度目)

張本人にやめるようきっぱり言うべきか、

会社の上層部に言うか、それとも無視すべきなのか

迷っています。

自分が決めることではあるのでしょうが…。


本人が居ないところでの陰口やパワハラ

自分対象に限らず蔓延しています。

その人が原因の一つで辞めていった方も何人もいます。

 

子育てや待遇面ですぐ辞めることは難しさもあります。

(いつでもそうできるよう準備はしていくつもりです。)


相手方(中心が1人、取り巻き的に数人)は上司に

取り入ることがうまく、直接にしても上に伝えるにもどこへ…と作戦が必要です。

また効果があるのか?その後働きにくくなるのではと

心配もあります。提出出来るような証拠は

いくつかとってあります。

今回は心が折れそうです。


・問題だと思う点

相手には好きに言う権利も私を嫌う権利もあるでしょう。

 

それでも周りに風潮し嫌わせるよう仕向けている傾向が

見受けられ傷つき悲しく不快です。


気にせぬよう接点を出来うる限り作らぬよう

○年半耐えてきました。

私自身が自己憐憫に浸り全てを人のせいにして

孤独でいる理由にしたいという目的が有るのかも

しれませんが、もう自分はそれとは決別したく

これ以上そう生きていくことを望んでいません。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


職場での問題は、日々多くの方を悩ませています。


究極的には管理者である上司の責任ではありますが、あなた自身が職場環境を改善できるよう働きかけることはできます。


やれるとすると、あなたが仕事を頑張ってマネジメントできる立ち位置に上がる必要がある為、そこまでしたいのか次第ではあります。


そうでもないのなら、上司や周囲の先輩に相談して、問題だと思う点とどうしたら改善できるのかを提案してみて後は職場の課題であって自分の課題では無いと割り切りが必要になります。


自分の陰口を言っている人たちと直接の話し合いをすることは、勇気がいるかもしれませんがとても効果的です。


まずは、他人の中傷をしている人間は自分の欲求不満を他人を見下すことで解消しようとしています。


そうした人たちとは、そもそも仕事上の最低限でしか関わる意味は無いと認識してあなたはあなたで「今」できることを職場で周りが見えなくなるくらい打ち込んでいきましょう。


そうすることで、あなたも周りが気にならなくなり、周りも妬みや僻みで中傷している人間以外はパッタリとあなたの陰口を止めるものです。


この「今」できる最大の努力をしていくことで、「できた」経験と「努力した」経験が積み重なれば、自己肯定感を持つことにもつながりますし、道が拓けてより良い仕事に就いたりできる可能性も広がります。