アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

【劣等感、承認欲求、自信の無さの克服:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。

 

メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。

 

個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。

 

個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。

 

Q1. ご相談

年齢 20代半ば

性別 女性

職業 理容師

今後どうありたいか

 

今まで作り上げてきた自分の価値観(承認欲求、劣等感等)を壊したい。

自信を持ちたい。

 

相談内容

 

初めまして。

 

私は今あるお店で理容師をしています。

 

私自身、正しくありたい、必要とされたいという欲求が強いです。

いい事をしたのだから褒めて!という気持ちが大きく、時々暴走してしまいます。

 

また、劣等感も強いです。

それは、なにくそ!ていうことでもなくて、

あぁ、あの人はあんなことが出来るのだから、

みんなに必要とされているんだ、

私はそれは出来ないから要らないんだ。のような感じです。

劣等感を持った後には絶対に、

自己否定や自分を卑下してしまうため、

いつも自信がないです。

 

自分の言動も、他人からの評価が怖くて、

顔色を伺いながらになり、

仕事を教えてもらう事も難しいです。

話すことにしても口下手でつまらないと言われたことを引きずり楽しそうに話すスタッフを眺めていて悲しくなります。

 

それでも、正しくありたいと思うからか、

常識的にしてはいけないことは絶対にしない。

例えば、仕事を休んだり、遅刻したり、

上司に逆らったり、他人を悪く思うことや、

死ねや殺すという単語を嫌ったり。

でも、これは他人からの評価を気にしてなのか、

本来の自分の性格からなのか分かりません。

 

自分はこうだから仕方ない。

自分は誰かに役立つためにしか居ない。

自分は脇役だから。

他人に迷惑をかけると生きてる意味がわからない。

 

なので、いじめられても、

自分がこうだから、いじめられても仕方ないとばかり思って我慢ばかりです。

 

優しくしてくれる人もいますが、

毎回、こんな自分に優しくしてくれるなんて、

有難いなぁみたいに思ってしまいます。

 

過小評価のすぎて、すみませんとありがとうが多いです。

自信を持ちたいです。

 

けど、今までの人生で作り上げた自分の価値観(承認欲求、劣等感等)をどうしたらいいのか分かりません。

長くなってしまい、申し訳ありませんが、

どうか、アドバイスをよろしくお願いします。

 

 

問題だと思う点

 

承認欲求、劣等感が強く、自己肯定が全く出来ていない点

 

A. 回答

アドラー心理学サロンです。

他人から認められるということ、つまり承認欲求を満たそうとすることは他人の望む自分を演じ、他人の人生を生きることにつながります。

 

あなたは世界の中心にいるのではなく、人生の主役なのです。

中心には誰もいませんし、あなたは脇役などではありません。

 

自分を脇役だと思ってしまっている原因として、承認欲求が原因かと思われます。

承認欲求をいきなり無くす必要はありませんが、「自分は自分で良く、他人から求められる私になろうとする必要なんてないのだ」と考えるようにしてみては如何でしょう?

 

それでは独りよがりな人間ではないか?とよく思い違いをされますが、承認欲求を否定しても他人の求める「わたし」ではなく、他人を喜ばせられるように貢献しようという姿勢を保つことで他人が望んでもいないことをして自己満足をすることは避けられますし、他人を喜ばせれば周囲の人たちのあなたへの扱い方も好転していきます。

 

また、お話を伺っておりますと他人との比較の中で劣等感を持たれているようなので、「上」に進むのではなく「前」に進む考え方は如何でしょうか?

 

昨日の自分よりも、今の自分よりも一歩でも「前」に進むという考え方をして、常に自分と競争することで成長を実感することもできます。

 

他人との比較をしてもどうにもなりませんし、あなた自身の価値は職場の上司や先輩が決めることではなくあなたが決めることです。

 

他人が他人の価値を決める道理はありません、職場の中という限定的な環境下において仕事の能力などでその権限者があなたの職場での立ち位置を決めることはあっても、あなたの価値を決めることのできる人間は自分しかおりません。

 

また、何が正しいのか何が間違っているのかも人によって異なり、あまり「こうあるべき」と考える必要はありません。

 

あなたの正義の反対は悪ではなく、他人の正義なのです。

たとえそれが道理に背くようなことであったとしても、それが他人とって正義であることもあるのです。

自分が正しいと思うことが必ずしも全面的に正しい訳ではないという考え方も持っておきましょう。

 

他人が自分をどう思うのかは他人の課題であり、自分の課題ではない。

他人が自分をどう思うのかを自己アピールしたりして変えるように働きかけることはできても本質的に変えることはできないのです。

他人からの評価に関しては割り切って考えていくようにしましょう。

 

自信を持つには、「できないこと」と「できなかったこと」ではなく、「できること」と「できたこと」を考えるようにして、それを土台に自分にはどんな能力があり、周囲の人たちを喜ばせることができるのかを考えてどんどん周囲の人たちに貢献していきましょう。

 

アドラー心理学では、周囲の人たちを幸福にすることで自己肯定感を持ち、幸福になれるとしています。

 

少々まとまりのないお返事にはなってしまいましたが、ご紹介させていただきました一つ一つの考え方をご自身の中で噛み砕き、少しずつ実践していくことが必要だと思われます。

 

あなたの中の物事の捉え方を変えるだけで、見える世界は180度変わります。