ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【読んだらシェア‼️】女としての幸せは男だけではない

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

二十代(アラサー)の女性です。

ツイッターのプロフィールには理想を書かせて頂いていますが、正直実際は夢や理想とは真反対のところにいます。

 

派遣の電話オペレーター業務を経て現在は一応正社員で建築関係の仕事に就いています。

 

はじめの採用枠は「CADオペレーター」の図面作成だったのですがイレギュラーで工事のチェック・検査業務担当となり現場(屋外)にいなければならないことも多く、正直肉体的な疲労から精神的な疲労へと繋がっています。

 

実際性分や性格的に合っている人ならこんないい仕事! と思う人はいるとは思うのですが、自分は小学生の頃から志してきた職業(ピアノ講師/音楽教師または歌姉)に就けず卒業してからもう8年近くもこんなしんどい気持ちを抱えながら…… とどうしても思ってしまうので必要以上に疲れてしまうのかも知れません。

 

転職して数ヶ月ですが未経験の業務なので覚えなければならないことに関しては一生懸命やって向き合っているつもりですしそれは伝わってはいると思いますが心ではゼイゼイと常に終わりの見えないマラソンをしているような感じなのでどこかで休息を取りたい気持ちがふとした時に漏れてしまって申し訳なく思いつつ雇用の危機も感じながらもどうすることもできません。


ご存知とは思いますがピアノ講師は完全歩合制で安定せず、20~30人生徒がいてもらえる対価が数万円程度。

 

アルバイトで補填しようにも時間や曜日の調整が厳しいので実家で暮らすか結婚しないととても一人で生活していけません。

 

自分は中学から大学まで私立に通わせてもらったので甘えるわけにもいかずたたただ燻って苦しむ毎日です。

 

叶わないのならデスクワークで良い待遇をとどうしても望んでしまい精神的肉体的負荷をできる限り軽減したいと思ってしまいます。

 

仕事は甘くはないと、頭では分かっているつもりなのですが…


周りは何かしら音楽を生かせていたり実家にいたり年齢的にも結婚したりとそういった幸せそうな面ばかり見てしまいここ1年2年の話ではないのに(だからこそ?)いつも涙が出ます。

 

せめて奨学金がなければもう少しは視野が広がって楽になれるのにと感じ もういい加減心身ともに疲れてしまいました…


一度演奏の仕事を少しやったのですが、

他の業務もしていたにも関わらず対価がもらえず失敗しているので、きちんと雇用されている安定や安心も捨てられないというのもあります。


せめて女の幸せをと思っても知り合いに男性を紹介してもらったりしてもどうも惹かれず……   恋愛に関してもやはり努力が必要なんでしょうか?


今を乗り越えればこれを耐えたらとずっといいきかせてやってきましたがもう色んな意味でそろそろ壊れてしまいそうです。


長文失礼しました。


何が正しいのか、どうするべきかもう分かりかねています。

助言をお願いできますでしょうか。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


幼い頃からの夢であった音楽関係のお仕事とは全く異なる仕事をしている夢と現実の乖離に加え、周囲の女性が家庭を持ち始めて幸せそうに見えて、自分が惨めに思えてしまう辛さ。


心の葛藤が激しくてお辛いですよね…


「女の幸せ」は、世間が作り出した虚構です。あなたが本心から望む幸せなのかどうかは定かではありません。


あなたの夢と、「女の幸せ」を天秤にかけて、後悔しない方を選択するのが良いでしょう。


恋愛についても、やはりそれなりの努力は必要となることが普通です。


出会いの場を求めて動いたり、出会えた中で、素敵な男性とどう関係を始めるのかといった創意工夫は必要となります。


白馬の王子様に迎えに来てもらうシンデレラストーリーは単なる童話に過ぎず、自分の魅力を高める為に教養を身に付けたりといった自分磨きをしたりと、自発的に努力していかない限り良いお相手を見つけてゴールインするのは難しいです。


また、音楽関係の道を一目散に追い求めるのも良いと思いますが、そのやり方を変えていくのも一つです。


音楽関係の業界についてはあまり明るくありませんが、やはり都心に住んだり、音楽関係のイベントにどんどん参加してネットワークを広げたり、他の人があまりやっていない分野、音楽教育カリキュラムを作って売り込んだりと、まだまだ工夫の余地はありそうに思えます。


そうしていくうちに、素敵な男性とも知り合えて「女の幸せ」と「幼い頃からの夢」を同時に叶えることもできるかもしれません。


論理的に、かつ戦略的にどう音楽家として活動していくのかを考え直すのも一つでしょう。


いずれにせよ、ピアノ教室の経営で成功されたいのか、ピアニストや作曲家、音楽講師としてなのか、どのように成功されたいのかもう少し具体的にイメージしてみる必要があるとは思われます。


その為に、あなたが雇用の安定や他のことをどれだけ犠牲にしてでも専念できるのか?といった視点も重要になることでしょう。


どうしたいのか、どうありたいのか、結果は誰にもわかりませんし、結果を度外視して、「今、この時」にあなたが何をしたいのかに全てをかけてある時に方向転換するのでも良いと思います。