ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

実用的なアドラー心理学をご紹介しております。TwitterやFacebook、Instagramでも発信しておりますので、是非ご覧下さい。

【これを読んでもダメなら諦めて下さい】ネットの嫌がらせ撃退方法

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。

 

個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

こんにちは。


通知に気づかず返信が遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。


ご返信ありがとうございます。感謝します。


そしてお忙しい中大変申し訳ございませんがもう一つ相談したいことがあります。


ツイッターの質問箱にも投函したのですが、中止されたとのことなので、こちらでお話させていただきます。


ツイッターで私を中傷してくる人達がいます。先日メール相談させていただいた「元々仲の良かった人」と「A」の2人です。具体的には私に対する悪口を言ってきたり私の出身地のネガティブな話題のツイートをするといった嫌がらせですが、いずれも本人達の発言ではなく他の人のツイートをRTすることで遠回しに嫌がらせをしてきます。


かなり執拗に長期間されていて凄く傷ついていますが、この手の嫌がらせは「たまたまTLに回ってきたツイートに反応しただけ」と言い逃れ出来てしまうのでとても困っています。DMでやめて欲しいとお願いしたらすぐにまた挑発で嫌がらせをしてきました。無駄だと分かっていても念のため問題のツイートの記録と保管を行なっています。


この2人のアカウントとはもう繋がっていないので見なければいいと頭で分かっていても、もしもの時のために記録をしておくことと、どうしても気になってしまうという理由で覗きに行ってしまいます。


止めさせる方法や気にならなくなる方法はありますでしょうか?


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


顔も見えず、素性の分からないSNSだからといって、言いたい放題やりたい放題する人間はいますよね…


TwitterなどのSNSで、同様に嫌がらせを受けていて困っているというご相談は今までかなりお受けしてきました。


止めさせようと、言葉で伝えたりしても一向に収まらないとのことですが、どうやらSNSではそうした制止を求める反応をすること自体が逆効果となってしまうケースも多々あるようです。


そうやってTwitterでの嫌がらせをする人たちは、反応を見え楽しんでいるようなので、完全に無視して何の反応もしなければ基本的には収まります。


止めさせるには、Twitter社つまりは運営元に相談したり通報したりする方が効果的だと思われます。


気にならなくする方法ですが、そうやって他人の悪口を言ったり、人へ嫌がらせをする人間は、他人のアラを探してはそれを批判し、見下すことで相対的に自分の価値が高いのだと錯覚しては自分を慰めている人間です。


そうやって人をこき下ろしている行為自体が、単なる自傷行為で自分の本質的な価値を低下させていることにも気づいていないようです。


アドラーは、「人間であるということは、劣等感を持つことである」という言葉を残しております。


また、人間には大なり小なり、方向性は様々ですが現状よりも、よりよい状況を求める「優越性の追求」という性質を持っています。


人生とは、多かれ少なかれ人間が持っている劣等感を克服し、前進していくことであるとも言えます。


人の悪口や陰口を言ったり、他人へ嫌がらせをする人間は、他人を空想の世界で見下して自分の価値が高くなった錯覚に陶酔し、健全に努力して前に進むことから逃避しているのです。


挙句、人を叩いてばかりでは、ネットであれリアルであれ、同類のどうしようもない人間ばかりがすり寄ってきてしまい、前向きな人生が送れなくなってしまいます。


説明が長くなってしまいましたが、こうした人間とは出来るだけ距離を取るのが得策ですし、つながり自体、やむを得ない場合を除いて無くした方が良いと思われます。


いちいち、こうした人たちの自傷行為に反応してしまうと、あなたの不快な思いをしますし、本人達も自傷行為を繰り返してしまうしで、お互いに良いことは一つもありません。


あなたの為にも、その方たちの為にも、完全に無視を決め込むというのはいかがでしょう?


この考え方なら、あなたはもちろん、可哀想なその方たちも少なからず救われるのです。


人を叩いて自分の価値を認識しようとする人間の性質についての説明は、ブログにて度々ご紹介させて頂いておりますので、ぜひ色々と覗いて下さい。