アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

【幸せを感じられない:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れますが、皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


※個人情報の保護の観点から、回答文に失礼な表現が含まれますが、実際の言葉遣いとは異なります。


Q1. ご相談

いつもTwitterを拝見しています。もし相談に乗っていただけるなら私の話も聞いてもらえますか?幸せについて。苦しいばかりで全然幸せじゃありません。


【ご相談フォーム】

・年齢(年代でも可):46

・性別:女性

・職業:派遣⇨無職

・今後どうありたいのか:幸せになりたい。

・ご相談内容:健康なこと、住む家があること、ご飯を食べれること。それだけでも幸せ。それは理解できます。

 

離婚して家を出てきた時、本当に1人でお金もなく住む場所もなく、その日その日のアルバイトのお金でネットカフェに泊まり、ネットカフェから仕事に行き、いつも同じ服を着て荷物はコインロッカー。そういう生活をしてきたから。

 

だから今は賃貸の小さい部屋だけど住む場所もあるし、ご飯も食べれるし、たまには服を買ったりも出来る生活をすることができて、幸せなんだろうと思います。

 

でも私の欲しい幸せはそうじゃないんです。本当に好きな人と一緒に暮らしたい。

 

それと、お金の心配をしなくてもいい生活をしたい。

 

ネットカフェ時代に作った借金の返済、滞納した税金の支払いが本当に大変で、働いても働いてもお金が右から左に出て行ってしまう。いつまでたっても貧乏だし、いつまでたっても好きな人と一緒に暮らすことができません。

 

今は派遣の契約を打ち切られてしまって無職になります。失業保険受給の手続きをしたいから離職票を作ってほしいと連絡したら、本来加入するはずだった時期に社会保険の手続きが出来なかったからその分遡って給料から天引きすると言われました。最後の給料からいくら引かれるのか?1月3万円を3ヶ月?


おいしいご飯を食べること、綺麗な景色を見ること、温かいカフェオレ、お気に入りの店のソファ。小さな幸せはたくさんあります。自分のために少しずつ好きなことをしています。

でも、それでは根本的な解決にはならないんです。

 

苦しいことがたくさん積み重なって耐えるのが辛くなりました。


頑張っても頑張っても報われないならもう楽になりたい。もう死んだ方がいいかもって思ったりします。


・問題だと思う点:お金がない。自分のことを好きじゃない。好きな人と一緒にいられない


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


金銭的な余裕が無く、自分のことも好きになれずに、好きな人とも一緒に居られないとのこと、お辛そうですね…


離婚をされて、ネットカフェに住んでその日暮らしをしながらも家を借りて持ち直されているお話を伺うと、とても勇気と行動力のある方だとお見受けします。


幸せになる為には、アドラーが提唱する他人が自分をどう思うのかは他人の課題であり、根本的に他人の考え方は変えることができないという割り切りとも言える「課題の分離」、それから他人の求める「わたし」を演じることなく、ありのままのあなたの人生を送るための「承認欲求の否定」の考え方を身に付けることが大切です。


詳しくは、私のブログにこちらの考え方をご紹介している記事が複数ございますのでご覧下さい。


また、劣等感の取り扱い方を正しく身付けて、他人を見下したりして自分の価値を高めようとする、まやかしの優越感を追い求めるアドラーの「安直な優越性の追求」ではなく、常に前を向いて健全に努力しようとする「優越性の追求」を身に付けることもまた大切なこととなります。


アドラーは、人類文明は人の持つ劣等感の克服を繰り返すことにより発展したとしており、劣等感の扱い方次第で大きく人生は変わります。


お辛いとは思いますが、決して自暴自棄になったり、「どうせ私なんて…」とは考えずに今、この瞬間のできることに集中しましょう。


あなたのように勇気と行動力のある方なら、必ずこの苦境も乗り越えられます。


金銭的なトラブルが重なり、現時点では余計に自信を無くして精神的に弱ってしまっているようですね。


幸福はあなたの捉えようであり、自分でしか自分を満たすことはできません。


しかし、その為には自尊心をある程度は保てないと自分の長所を見つけたりして伸ばすこともできなくなってしまいます。


先ずは、これまでの人生において、「できなかったこと」や「失敗したこと」ばかり思い出しては自分を責め立てるのではなく、「できたこと」や「上手くいったこと」を思い出して目一杯自分を褒めてしまいましょう。


世の中にしても、どんな物事も捉え方次第なのですから、どうせならポジティブな捉え方をして過去の自分を褒めて自信を取り戻しましょう。


頭の中で、「うわ!しまった…」と後悔の考えや感覚を少しでも持ってしまうと次に前向きな判断や思考をすることが難しくなるので、無理矢理でもいいので自分の長所を見つけ出して、自分を褒めてしまいましょう。


自信を持つことで、自己満足できることが増えたり、前向きに物事に対処していくことが出来れば、人生の諸問題も解決が進み、あなたに自分自身を幸せにできる心のゆとりが増えていくことでしょう。


そもそも離婚する勇気も、自分の力で生きようとできる人はとても少ないので、むしろこの点については自信を持たれても良いように私には思えます。


少し具体的な金銭面での対処作のお話にはなりますが、派遣の契約を打ち切りになってしまい、これから無職になるのに借金の返済や社会保険料の控除などで経済的に苦境に陥られているとのことですが、役所などの行政機関にはご相談には行かれましたか?


離婚をされた際、どのようなご事情であったのか定かではありませんが、ご主人様からDVを受けられていた方を含めた諸事情ある女性は家を飛び出した場合に避難シェルターを利用されることが多いと認識しております。


また、生活保護の受給を受ければ生存権が保証された日本国において、住む家が無い状態にはなりえないよう制度上はなっております。


そうした国や都道府県市町村の保護をお調べになられたり申請されたことはございますか?

 

私の専門外ではありますので、制度のご紹介やご案内は控えさせて頂きますが、気づいていないだけで、こうした公的なの援助を受けずに命を落とされてしまった貧困家庭の母子家庭の親子の方や、最低限の生活もままならないまま生活している方も多くいらっしゃいます。


無いのであれば、一時的にでもそうした制度に頼って生活を持ち直すようにして、心身のコンディションを整えることも効果的であると思われます。