アドラー心理学サロン

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【彼女と怖くて別れられない:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


今回のご相談は、メンヘラ気質の彼女と怖くて別れられず、どすればいいのか分からず途方にくれているというご相談です。


アドラー心理学の観点から、どのように対処すべきなのかご提案させて頂きました。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れております。


皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


Q1. ご相談

可能であれば早急に回答していただきたいです。 

20代

学生


今後は、より人生を豊かにしたいと思っています。

 

自分の中で整理しながら打ち込みましたので、長くなってしまいました。ですが、本当に悩み苦しんでいます。どうかご回答をお願いします。

 

ご相談させていただきたいのは、現在交際1年8か月になる彼女のことです。私はその彼女を別れたいと思っています。

出会いは現在通っている学校で、知り合って1か月ほどして交際が始まりました。

交際するまでの期間に、彼女が過去に虐待されていたこと、性犯罪被害に遭っていること、片親であること、元恋人に軟禁されていたことなど、たくさん聞きました。


それらに対する同情で、彼女と交際しようと思いました。当時の私は、人生をなんとなく過ごしており、人に頼られる、感謝される、人に尽くしている自分に酔っていたのだと思います。


しかし、彼女は家族・恋人以外にしか日常的な優しさや気遣いを見せない人だったのです。当時はそういう性格なのだろうと思い気に留めていなかったのですが、最近になり、彼女が「人の痛みや苦しみが分からない人」なのではないかと思うようになりました。以前「あなたは本当に他人のことを考えられないね」と注意したのですが「私はそういう人間だもん」と開き直られてしまいました。おそらく、家族・恋人以外に向けている優しさや気遣いも偽物かと思います。気に入られたいがためのものだと本人から聞いたことがあります。


 恋人である私にはというと、見下すような発言、高圧的・自己中心的な態度、また、私を労わってくれることはめったにありませんでした。それでも、彼女が笑顔でいる瞬間や楽しそうにしているのを見ていると、幸せでした。先日彼女と旅行に行ってきたのですが、前日に喧嘩になり、お互いに不快感を抱きながら出発しました。


旅行先に着き、初めに昼食を食べたのですが、彼女がお酒を注文しました。普段昼間から飲んだりしないのでどうしたのかと聞くと「お酒でも飲まないとやってられない」と言ったのです。そこから、時たま不服そうな態度や言動がありました。なにが不服なのか全く言わず、ふてくされているだけなのです。


それでは私もどうしていいか分からず、前日のこともありましたから、一切聞かずに過ごしていました。意地を張った私もよくなかったのですが、このようなことが日常的にありました。彼女は自分が不快にされたことにしか目がいかず、それを解消しないと会話もしてくれません。そしてほとんどの場合、理由すら話してくれません。


 彼女は、彼女の言動が原因で友人と喧嘩になったことがあります。その際も、自分の主張ばかりを押し付け、相手があきれて話し合いをやめてしまいました。それについて私に対し、LINEでのやり取りのスクリーンショットを送ってきて、相手を攻撃するような発言をしていました。また、先日その友人と彼女が鉢合わせた際に「いるだけで鬱陶しい」と、とても20代とは思えない発言がありました。上記のような幼稚な面にも疲弊してしまいました。


 長くなってしまいましたが、私はこれからは自分の人生をしっかりと歩みたく、より豊かにしたいです。ですので、彼女と別れたいと思っています。


 半年前にも別れ話をしたのですが、その際、号泣し過呼吸になり、突然笑いだしたり、もう消えてもいいと言って話合いもできす、私自身も命を落としかねない危険にさらされました。


 それが私の中で非常にトラウマになっており、怖くて別れ話ができません。

 どうすればよいのでしょうか。どう考えればよいのでしょうか。どうか、お助けください。

 

A. 回答

アドラー心理学サロンです。

 

ご相談ありがとうございます。

お困りのようですので、早急にご返信させていただきました。

 

俗に言う、メンヘラ彼女とも言えるような危険な方ですね…


まず、そうした彼女へ急に別れを切り出すことも、急にはっきりとした言葉で伝えることもかなり危険です。


少々、生い立ちに問題があり、社会性に欠けているところがあるのかもしれませんね…


そうして自ら命を絶つといった話をされても、動じない、自分の為に別れるのだから仕方ないと割り切れる心の準備が必要となります。


アドラー心理学には、「課題の分離」という考え方があります。こちらは、他人が何を思い、どうするのかは他人の課題であり、自分の課題ではないので他人の課題に介入して変えさせることはできないとする考え方です。


極論、あなたがその彼女に別れを告げて、彼女がどうなろうとあなたには関係が無いのです。自分の課題に加えて、その彼女の課題を背負う義理も義務もありません。


アドラー心理学では、自分の課題の他に、他人の課題まで背負って生きるのはあまりにも荷が重過ぎるとして課題の分離を推奨しております。


彼女があなたの課題に介入しているなら、彼女に対する同情も哀れみも不要です。自分を犠牲にして他人に尽くす必要はありませんし、本気で自ら命を絶つ人は他人にわざわざそんなことを言わないことがほとんどです。


そうして、他人から注目を浴びて自分の価値を実感しようとしているだけのパフォーマンスであることがほとんどです。


しかしながら、ストーカーになられたり、その後本当に命を絶たれても困りものですので、別れ方についてご提案させて頂きます。


全ての手順が、今回のあなたのケースにぴったりなのかは定かではありませんが、ご参考までに。


1. 徐々に、別れを悟らせていく
急に別れ話を切り出したりすると、そうしたメンヘラ彼女は「何でよ!」と混乱して激昂しがちです。


連絡をわざと遅らせたり、距離を取っていきながら他人行儀な態度をしていくことで、もう終わりなのかな…と悟らせましょう。


2. 共通の友達、知り合いには事前に別れたいという意思を伝えておく。

 

周囲の人たちを自分の味方にしておくことで、あなたが彼女にどんな目に遭わされて、どんな思いを抱えているのかも併せて、伝えておきましょう。


別れた後にあなたの悪口を言いふらしたりと何らかの報復行為を始める可能性がありますので、それを防止する役割もありつつ、周囲があなたが別れたいと思っていることを理解し、距離を取ろうとしていることを認識していればその彼女にあなたの話を振ったりすることがなくなり、余計な刺激を与えずに済むと思われます。


3. 別れを切り出す
関係が冷め切ってきたら、いよいよしっかりと別れを切り出す必要があります。


どんな恋人同士、どんなカップルであれ、別れを切り出すのはとても気が重く、辛いことです。


お相手はメンヘラ彼女とのこと、慎重に慎重を重ねましょう。必要あれば、親友や家族など信頼できる人にスタンバイしておいてもらい、身の危険を感じたらすぐに駆けつけてもらえるような場所、状況を選びましょう。


別れの言葉は、自分を主語にした言葉で「もう君と一緒にいるのは限界なんだ…」と伝えて、相手を責めたり、他に好きな人ができたといった話をすることは避けましょう。


このような手順を取れば、比較的スムーズに別れ話に持って行きやすいと思われます。


私の回答が、お役に立てましたら幸いです。

 

【ご相談者様からのご返信】

お早い回答本当にありがとうございます。
今回提示していただいた手順なのですが、偶然にも1,2の手順は既に踏んでおりました。
正しかったのだと安心するとともに、別れ話の内容までアドバイスしていただき、本当に救われました。
あとは実行するのみです。
お世話になりました。