あなたは自分の頑張っていることが上手くいかない時、弱気になってしまい他人の言葉に惑わされてあきらめてしまったことはありませんか?
本記事では、上手くいかない時でも自分をしっかり保ち、自分の意思を持つにはどうすれば良いのかをご説明させて頂きます。
物事が上手くいかない時、人は弱気になってしまいがちです。
将来への不安と心配で心を動揺させてしまいます。
こうした不安定な精神状態の時には、他人に流されやすくなっているので注意しましょう。
あなたを元気付けるような言葉をかけてくれて、「こうしたら、もっと上手くいくんじゃない?」などと励ましてくれるのならあなたの不安や心配を解消して、動揺した心を立て直すことができます。
しかし、ほとんどの人達は、むしろあなたの不安や動揺を増長させるようなことを悪意無く言ってくることでしょう。
「そんなの上手くいかないよ」
「失敗して辛い思いするのはあなただよ」
このようにあなたへの気遣いや心配から声をかけたり、もしかしたら妬みや僻みからやっかみとしてこうしたネガティブな言葉をかけてくるかもしれません。
このようなネガティブな言葉に惑わされてしまうと、冷静に物事が考えられなくなり、根拠無く自信を失う原因になってしまいます。
他人の言葉は常に移ろいやすく、本心でどう考えているのかなんて本人以外には分かりません。
更に注意が必要なのが、こうしたネガティブな言葉をあなたにかけてくる人達の目的があなたの足を引っ張ることだったりすることもよくあることです。
基本的にはネガティブな言葉をかけてくる人の話は真に受けないようにしておいた方が良いでしょう。
他人が自分を自分が望むように評価してくれることなんて基本的にはありえず、その人の主観でしかないのです。
アドラーの観点では、他人と自分は主観的な全く異なる世界を見ており、その世界をお互いに共有することはできないとしています。
他人にただ流される他人軸な判断と、自分軸で他人の意見を参考にする判断は別物であると認識しましょう。
「あきらめるか、あきらめないか」最後に決めるのはあなた次第です。
アドラーの課題の分離で考えれば、他人が自分のやっていることをどう思うのかはその人の課題であり、あなたの課題ではないのです。
他人と自分の課題の区別の仕方としましては、その課題の最終的な責任は誰にあるのか?と自分に問いただせば区別できます。
あなたがその課題の結果を引き受ける立場であるのなら、他人の言葉に惑わされてはいけません。
この認識を強く持ち、自分の判断に従うように注意すれば他人の言葉に惑わされることは避けられます。