アドラー心理学サロンです。
メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご掲載致します。
今回のご相談は、優しいと言わせる性格を持つご相談様がその優しさゆえに女性から怪しまれしまうことがあり、女性関係を今後どうしていけば良いのか?とのお悩みです。
アドラーの観点から今後どのように振舞うべきなのか、女性との接し方などをご提案させて頂きました。
個人情報に関しましては、一部ぼかします。
あなたの悩みの解決に、本記事が役立ちましたら望外の喜びです。
Q1. ご相談
・年齢 20代
・性別 男性
・職業 フリーター
・ご相談内容
はじめまして。いつもツイッター楽しく拝見させて頂いています。私も生活の中で困ることがあり助言を頂きたくメールさせて頂きました。
相談内容は私の性格によっての周りの環境です。
私自身では全く意識したことがないのですが、すごく優しい、気が効くそうです。それは嬉しいことではあります。 アドラー心理学のように私は私で自分らしくどう捉えられるかは相手の課題だ、と思って今まで生きてきました。
しかし、女性関係があまり上手にいきません。元カノからは優しすぎて申し訳なくなる。初対面の女の子や少し関係を築いてきた女の子には下心と思われて、距離を取られてしまいます。
友達関係でいたいともよく言われてしまいます。普通になんとも思っていないバイトの後輩の女の子にも距離を取られてしまいます。
同性からは「優しすぎるんだよお前は。好きな女の子だけに優しい特別扱いをしてあげないと。」と言われてしまい、自分らしさとはなんだろう、と最近思ってきてしまっています。 このまま自分らしさを貫いて、自分に合う女性を見つけたり、自分に合う友達を見つけていく方が良いのでしょうか。
それとも少し考えと行動を変えた方が良いのでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。
A. 回答
アドラー心理学サロンです。
アドラーの言う自分らしさとは、自分の人生を生きるということになります。
他人の顔色を窺い、他人に認めてもらえるように生きる承認欲求をアドラーは否定しました。
承認欲求が自分の人生を生きられなくさせる原因であるとして、過度に承認欲求を持つことを否定したのです。
つまり、自分の生きやすいあり方であれば、多少調整した方が良いと思います。優しい性格がゆえに女性から下心を疑われたり、怪しまれたりすることは気持ちの良いことではないと思います。
それなら、他人に合わせるのではなく、あなた自身の意思でご自身の生き方を変えてみてはいかがでしょうか?
自分らしさとは言え、人は社会的な動物であり一定の社会的体面を保つ必要があります。つまり、所属する組織や場所でのマナーやルールによっては制限されるのです。
素のままの自分でいるというよりは、自分軸で自分の生きやすいように自分を変えることは社会的体面を守る為にも、あなた自身が成長する為にも必要なことでもあります。
自分を変えるのか、自分に合う人を探すのか、どちらでも自分の意思であれば良いと思います。
自分の中で、優しさを制限することが息苦しくてお辛いということでしたら、自分に合う女性とのご縁を見つけようとすることも自分軸でいて自立した行動だと思います。
どちらが正解という訳ではありません。
しっかりと自分と対話してみてください。