アドラー心理学サロンです。
メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご掲載致します。
今回のご相談は、SNSでの執拗な嫌がらせへの対処方法を教えて欲しいというお悩みです。
アドラーの考え方を交え、どのように考えていくべきなのか、対処策が限られている点を含めてご相談者様のお力になれるようご案内させて頂きました。
個人情報に関しましては、一部ぼかします。
あなたの悩みの解決に、本記事が役立ちましたら幸甚です。
Q1. ご相談
こんにちは。Twitterでの嫌がらせについて相談させて下さい。
過去に繋がっていたアカウントが暫くしたら私に粘着して嫌がらせを繰り返してきました。
詳細は伏せますが、私は彼女をブロックしている状態でも、ブラウザからの覗き見や特殊なツールの使用をしなくても、もっと言えば自分から一切調査することなく、あることから彼女が私を監視して嫌がらせをしていることがどうしても分かってしまいます。
辛抱強く無視していましたがおさまる気配がなかったため、一度ブロックを解除し本人に直接嫌がらせを止めるように伝えました。
すると私のリプライをスクショで晒し「リプ来て初めて知ったアカウントなんだけど~」と嘘をつき、「もうすぐ春だから頭沸いてんのかな...」などと暴言を吐かれ「ツイッター怖い💦」とあたかも自分が被害者であるかのような演技をされました。
アドラーさんはもしブロックやミュートをしてもなお自分に粘着してきている人に気づいても相手にせず我慢し続けておられるのでしょうか?それともブロックミュートの他に良い対応手段をお持ちでしょうか?平然と大嘘までついてとても悪質だったので何かしら知恵をいただけると幸いです。
A. 回答
アドラー心理学サロンです。
ブロックやミュートが1番良い方法だと思います。そもそも、一時期下手に相手にしたり反応してしまっていたのなら、ある程度は関係が切れるのに時間がかかってしまうと思います。
その人を完全に意識せず、何をしていようと無反応を貫き通せば基本的には収まります。
そういう人に反応するあなたは、他人のことを放って置けないお優しい性格をされているのだと思います。
しかし、相手はあなたの反応を楽しんでいるのです。
基本無視で良いと思います。あなたがどうするのかはあなたの課題であり、他人がどうするのかは他人の課題です。アドラーの課題の分離の考え方だと、仕方ないから割り切るしかないというお話になりますが、自分の課題に介入されてしまっているのなら制止することも時には必要です。
そこで、下手に反応するよりも、反応しない方が効果的なパターンや状況もあるのです。
どうにも収まらないのなら、法的な措置を取れるように弁護士と連携する必要があると思いますが、そこまで手間をかける意味があるのか?というところでもあると思います。
私は基本的には無視しておりますし、ミュートやブロックで対応しております。
分かり合えない人はいますし、相手を傷つける目的を持つ人間は存在するのです。アドラーの目的論を応用すると、相互理解に努めることも大切ですがそういう人と距離を取って自分を守ることも自分の課題なのです。
具体的な対処のご案内ができず、申し訳ありません。