ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【永久保存版】先延ばし癖を防ぐ方法

アドラー心理学サロンです。

 

今できることをついつい先延ばしにしてしまう癖は、あなたにはありませんか?

 

「早くやらないと!」と思いながらも、つい先延ばしにしてしまって自分では頑張っているつもりでも、いつも期限ギリギリになってしまう癖を持つ人は少なくありません。

 

この先延ばし癖に悩んで、自分はADHDアスペルガーなどの病気なのではないか?と不安に思われる人もいらっしゃいます。

 

「先延ばしは1冊のノートでなくなる」というタイトルの書籍が販売されているくらいなので、先延ばしを防止したいと考えている人は非常に多くいらっしゃることでしょう。

 

本記事では、先延ばし癖を病気ではなく、病院で治療するのでなく心理学的な観点からどのように先延ばしを防止していくのかについてポイントを三点、解説させていただきます。

 

テキパキとこなしてみる

 

先延ばしにして、やるべきことを後回しにしてしまう癖は決して病気ではありませんし、先延ばし症候群なんて病気も存在しませんので、専門的な治療は必要ありません。

 

「自分には行動力が無い」と考えている人の多くは、物事を何でもかんでも意思の力で自分への甘えに勝てず、先延ばしにしてしまう傾向があります。

 

「後でやろう」、「今すぐにやらなくても、何とかなるさ!」という考えを持つと、いつまで経っても行動できません。

 

無理矢理にでもテキパキと行動してみると、その方がよほど気が楽に感じるます。

 

「今までどれだけの時間を無駄にしてきたんだろう」なんて激しく後悔することもあると思います。

 

どれだけ先延ばしにしても、後回しにしたことはやらなければならないことは、いつかは必ずやらなくてはならなくなります。

 

先延ばしにせずに今やるのと、後回しにして後でやるのでは、同じようでいて全く異なります。

 

先延ばしにして、やるべきことを後回しにすればするほど、「早くやらないと」、「急がないと間に合わない」なんて思いに駆られてしまい、精神的に追い込まれてしまいます。

 

後回しにせずに先にやっておけば感じないはずのプレッシャーをわざわざ自分にかけてしまい、余分に自分に対して負荷をかけては意思の力で打ち勝てない程の不安な感情に襲われてしまうのです。

 

先延ばしにせずにテキパキと行動に起こしてしまった方が、気持ちにも余裕を持つことができるので仕事のクオリティを向上させることができます。

 

意思の力でなくても、強制的にテキパキと行動できる環境や状況に自分を追い込んでみると、先延ばし癖を克服する良いきっかけになるかもしれません。

 

朝の習慣を見直す

 

先延ばし癖に悩まれている方は、朝の生活を見直してみた方が良いかもしれません。

 

朝は誰にとっても慌ただしくて落ち着かない時間帯であり、先延ばしにして何でも後回しにしてしまう人は特にテンパって無駄なことをしてしまったり、忘れ物をしたりする失敗を犯しがちです。

 

朝起きてから、顔を洗って、朝食を食べて、歯を磨いて・・・という一連の動作にどれだけの時間がかかっているのかを一度測ってみてはいかがでしょうか?

 

数値化することで、「あと何分早起きした方が余裕がある」、「前日の夜に持ち物を準備しておけば忘れ物をしなくて済む」などといった新しい発見が見つかることでしょう。

 

こうして朝の生活習慣を改善することができれば、先延ばし癖は半分は解消されたようなものです。

 

朝という一日の中で最も慌ただしくて忙しい時間をコントロールできるようになれれば、どんな時間帯でも自分の行動を自分の意思でコントロールすることができるからです。

 

限られた時間の中で優先順位を決めて、どのくらいの時間を割り振るのかを決めることは何をするにも段取り良くこなす上では基本となります。

 

うつ病を患われている方は、うつ症状から朝に起きてから顔を洗ったり、歯を磨いたりといった当たり前のことが億劫になってできていないことが多いのです。

 

朝の生活習慣を整えることは、心と身体の健康を整えることにも通じます。

 

やった後悔よりも、やらなかった後悔の方が辛い

 

決断して失敗することを恐れて、決断しない目的を持ってしまっていませんか?

 

目的論の心理学と呼ばれるアドラー心理学の考え方ですが、人は「~だからできない」のではなく「~したくないからできない」と無意識的に考えてしまっていることがあります。

 

決断できない人には、一生懸命に考えて、努力したにも関わらず失敗に終わってしまうことを恐れて「失敗したくないという目的」を達成しようとしてしまっている可能性があります。

 

「正しい判断をしよう」とばかり考えて、決断できないでいればチャンスを逃すことになります。

 

「やっておけばよかった」なんて後悔しても手遅れです。

 

あなたは、後悔をしない為に生きているのではなく、自分の生きたい人生を生きています。

 

叶えたいことが失敗してしまった時に後悔するのであり、後悔しないようにして後悔するのでは本末転倒です。

 

「できるだけ失敗のリスクを下げたい」、「できれば失敗したくない」という気持ちは、決断力があり、行動力のある人でも同じことです。

 

こんな時には、下記のように考えを改めてみてはいかがでしょうか?

 

「失敗を恐れて先延ばしにしていたら、機会を逃してしまう」

 

「後悔するくらいなら、すぐに決断してしまおう」

 

こう考えられるようになれば、決断を先延ばしを防いでビジネスや人生で後悔をする確率を減らすことができます。

 

完璧主義な人ほど、慎重になってチャンスを逃してしまいますが、完璧な条件とタイミングが揃うことは永遠にありえません。

 

完璧主義にならずに、最適主義になった方が先延ばし癖による失敗は防止できます。

 

勇気を持って決断し、行動したことが裏目に出て失敗してしまうこともあると思います。

 

そんな時には、「あの時に自分がこれがベストだと思って決めたことさ」と考えれば、それほど後悔することは無くなります。

 

行動しなかった後悔ほどあなたを苦しめることはありませんので、行動できた満足感に注目すれば学びを得ることもできますのではるかに気持ちは楽なはずです。