ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【知らないと損する】転職したいけど前向きになれない時の対処

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れております。


今回のご相談は、転職したくても自分に自信が持てず、ネガティブなことばかり考えてしまって転職に踏み出せないとのお悩みです。


アドラー心理学の考え方をベースに、前向きにこれからの転職を考える方法をご提案させて頂きました。


あなたの悩みの解決に、本記事が少しでも役立つことができましたら幸甚です。


Q1. ご相談

・20代後半

・性別‥女性

・職業‥会社員

・今後どうありたいのか‥物事を悲観的に捉えたりマイナス志向になることを直したい

 

・ご相談内容‥これから転職をしようと思うのですが、新しいところで仕事ができるのだろうか、や人間関係がうまくいかなかったらどうしようというようなマイナスなことばかり考えてしまいます。

 

とにかく物事を悲観的に捉えて悩みすぎてしまうので、自分に自信がもてずにいます。すごく苦しいです。

 

・問題だと思う点‥プラス思考に考えられないことや、なんとかなるというように考えられず自分を追い詰めてしまうこと。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


転職したくても踏み出せない心理として、同じような失敗、同じような状況に追いやられたらどうしようと悩んでしまうことは、良くあることです。


そうした心理状態で転職をすれば、環境が異なるのにも関わらず、同じような状況を自分から作り出してしまう原因になりかねません。


無理に自信を持つ必要はありませんが、「同じような目に遭いたくない」、「失敗したくない」などの目的を達成しようとしていると、自分を変えることは転職に限らず不可能です。


そんな時には、「このままでも、良いのだろうか?」と自分と対話をしてみましょう。「何故、自分は転職をしたいと考えたのか?」、「このまま同じ場所で働き続けたら、結果どうなるのか?」。


1秒でも過ぎれば、今も過去になります。

過去と他人は変えられません。


自分の人生を送り、幸せになるには自分を変える必要があります。自分の意思を貫くためには、自分主体でどうするのか?の視点が必要となります。


他人や環境があなたの為に変わってくれたり、あなたの為に、あなたの都合良く存在してくれることはありえないのです。


「また同じことになったら…」という不安は、単なる幻想です。

 

今の環境で、自分が不満だったポイントを見つけ出して、似たような転職先を選ばないようにする努力は必要かもしれませんが、似たような転職先であっても、同じ場所ではないのですから同じ状況になる可能性は非常に低いのです。


過去は過去に、その場所を歩いて通り過ぎるかのように置いてくることができます。


過去と他人は変えられなくても、未来は今、あなたが何をするのかでいくらでも変えることができます。

 

自分の目標だけを見つめて、失敗したらまた仕切り直せばいいのです。失敗しないで自分の目標が達成できることなんてありえません。


失敗しても、あなたがそれを失敗だと思わなければ、失敗なんてそもそも存在しないのですから。


まずは、今だけに集中されてはいかがでしょう?