ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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男性の英会話講師にドキドキしちゃう⁉️

アドラー心理学サロンです。

 

メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れております。


今回のご相談は、英会話を習っており、男性の英会話講師の時に極度に緊張して頭が真っ白になってしまうとのお悩みです。


アドラーの考え方から、男性の英会話講師に対面する際に感じる不安な感情の取り扱い方を助言させていただきました。


あなたの悩みの解決に、本記事が少しでも役立つことができましたら望外の喜びです。


Q.ご相談

年齢:40代前半

職業:無職


先日はお返事ありがとうございます。


今日は別の悩みがありまして先生にメールを差し上げました。


私は月1回某カフェでネイティブの先生の英会話レッスンを受けています。

 

レッスン当日、先生に会う前から緊張と不安、プレッシャーなどが襲いかかり、レッスンを受けるのがレッスンに行くのが気が重くなって辛くなります。先生は男性で。先生に会う日は出会い系アプリで知り合った男性、ネットの友人とリアルで初めて会う気持ちになります。

 

先生、先生のレッスンは嫌いではありません。レッスンの時、極度の緊張で、普通にできなくなります。レッスン前は「これ話したい」「あれ話そう」と頭の中で決めていたのですが、上記の通り、極度の緊張で頭が真っ白になって頭がぐるぐる回って話したい話題が忘れてしまい、何を話していいかわからなくなります。

 

レッスン後、話したかった話題を思い出して「これ話せばよかった」の繰り返しです。

 

カフェでレッスンをやるので小さなテーブル1つで先生と至近距離なのでそれ以上に緊張してしまいます。普段よりエネルギーを使うので終わった後はほっとして疲れがどっときます。

 

毎月そんな感じです。

先生のレッスンを始めたのは5年前。

未だにリラックスして、楽しくできなくて、上手くいってません。

 

週1回はオンラインレッスンで、アジア系女性の先生のときはリラックスして楽しくレッスン受けられますが、ネイティブの先生のリラックスして楽しくできないのです。

 

自分は欧米人慣れしてないのか、外国人日本人に関係なく単純に男性慣れしてないのかわかりません。海外旅行では現地の男性に接するときは緊張はしません。

 

普通に接することができます。どうして先生のレッスンでは極度の緊張してしまうのかわかりません。

 

もちろん先生に対しては恋愛感情など特別な感情は決してありません。

 

場所はカフェですので周りから、先生に私のことをどう思われているのか気になるし、不安です。

 

オンラインレッスンと同じようにリラックスして楽しくやりたいのです。

どうすれば良いのか、アドラー心理学サロン様、どうかアドバイスをお願いします。


良いお返事をお待ちしております。

長いお話を聞いてくださってありがとうございます。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


オンラインで英会話を習われているとのこと、向上心があって素晴らしいですね!


男性の英会話の先生に会う時に、毎回極度の緊張状態になってしまわれるとのことですが、何かしら不安に感じられるところがあるのではないでしょうか?


他の女性の先生の時や、現地では男性であっても何の問題も無くリラックスして会話できるとのことですが、男性の先生だからこそ「ここは失敗したくない」という思いがあったりはしませんか?


恋愛感情が無くても、やはり男性は女性の前では、女性は男性の前ではそれぞれやり取りが異なります。「異性にはこう思われたい」という思いがあることが多いからです。


英会話のレッスンを受ける目的は、あくまでも英会話の上達の為であり、先生からどう思われようが関係無いと、割り切って臨んでみると違うかもしれません。


レッスンにかける時間やお金を無駄にしたくないという目的がある可能性もありますが、ご自身が感じられている緊張が、どんな不安から来ているのか、その感情の目的を知ることが先ずは大切です。


アドラー心理学では、感情には必ず何らかの目的があると考えており、例えば「怒り」の感情には相手を自分の思い通りにしたい「支配」の目的があったりするとしています。


あなたを緊張させている不安が、男性の先生に「悪いイメージを持たれたくない」、「良いところを見せたい」という思いがあるのであれば、「支配」に近い目的があるのかもしれませんね。


感情の整理には、一度ご自身が感じている感情をすべて紙に書き出してみることをおすすめします。


この手法は、「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれており、単純な方法でありつつも心理学的に効果が確証されていて、多くの心療内科でも取り入れられています。


頭の中だけでぐるぐると考えていると、不安は無限に存在するかのような錯覚をしてしまいがちですが、意外と1つや2つ程度だったりするのもです。


自分を苦しめる原因を特定して、感情の目的を探ってみましょう。その目的を知れば、捉え方を変えてみたり、対策も取りやすくなります。